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Gravio システムの基本ガイド

1. Gravio の基本構成と用語

Gravio システムは以下の主要コンポーネントから構成されています:

用語解説

2. インストール方法

Gravio HubKitのインストール

  1. Gravio公式サイトからOSに適したインストーラをダウンロード
  2. インストーラを実行
  3. Gravio HubKit Web UIのログイン画面を開き、gravio.comのアカウントかローカルアカウントの”gravio”アカウントでログインする
  4. ライセンスを取得して構成を設定

Gravio Studioのインストール

3. 運用設定の選択

Gravioシステムを設定する際に、以下の運用方法から選択します:

  1. Unmanaged(ライセンスなし): ライセンスなしでNodeハブを単独で動作させる基本構成
  2. Unmanaged(NODEライセンス): NODEライセンスを設定したサーバ
  3. Mainサーバ/Managed構成:

Gravio システム構成図

Gravio システム構成図

Mainサーバ/Managed構成の詳細

Mainサーバ/Managed構成では、MAINライセンスを持つMainサーバが複数のManaged Nodeを管理します。各ノードとMainサーバの関係は以下の図のようになります:

Mainサーバ/Managed構成図

4. ライセンス管理

Gravioを使用するには必ずライセンスが必要です:

  1. インターネット経由でライセンスキーを取得する方法
  2. オフライン環境の場合

5. Gravio Hub X64の設定

ネットワーク設定

Gravio Hub X64設定

6. Gravio Cloud の利用

Gravio CloudはControllerをgravio.cloudというドメインでホスティングするサービスです。Gravio Business/Business Proをご契約のお客様は、お持ちのMAINライセンスを1つこのホスティングサーバに設定することで、アステリア社のGravio Cloudでホスティングされた環境を利用できます。

Gravio Cloudの利用手順:

  1. gravio.comにユーザがログインする
  2. ライセンス一覧画面から利用するMAINライセンスの行にある「gravio cloudサーバの設定を依頼」ボタンをクリック
  3. 依頼情報を入力
  4. メールで通知される情報を使ってアクセス

7. アカウントの種類

Gravioシステムでは主に以下の2種類のアカウントを使用します:

  1. gravio.comアカウント:
  2. ローカルアカウント:

※ Gravio HubKit Web UIでは、インターネット接続環境では「gravio.comアカウント」、非接続環境では「ローカルアカウント」を使い分けることが可能です。

8. Gravio HubKit の主要機能

Gravio HubKit Web UI

ローカルアカウント”gravio”でログインすると、Gravio HubKit Web UIの管理画面が表示されます。以下に各タブの主な機能を説明します:

Gravio設定

Hub管理

Hub管理タブではHubKitの詳細な状態と管理が行えます。ライセンスが設定されていない状態では以下の情報が表示されます:

アカウント

MAINライセンスを設定すると利用可能になるタブです。システムにアクセスするためのローカルアカウントを管理します:

カレンダー

MAINライセンスを設定すると利用可能になるタブです。Action Flowの実行スケジュールを管理するための特定日付や曜日のカレンダーを作成・管理できます:

推論モデル

MAINライセンスを設定すると利用可能になるタブです。TensorFlowベースの画像認識モデルを管理します:

統計情報

MAINライセンスを設定すると利用可能になるタブです。Controllerサーバに集約されたセンサーデータをグラフ化して視覚的に分析できます:

9. Gravio Studio

Gravio Studioの詳細については、Gravio Studio の基本機能を参照してください。

10. バージョンアップ手順

各プラットフォームでのアップデート手順が用意されています。Gravio HubKit Web UIから実行できます。