Write To GoogleSheets

説明

Write To GoogleSheetsコンポーネントは、データをGoogleスプレッドシートに出力することができます。

このコンポーネントを使用するには、Googleアカウントの取得と事前設定が必要です。

excel365

入力ペイロード(cv.Payload)はJSON配列の配列か、JSON Objectの配列での入力を受け付けます。それ以外の場合は文字列に変換して、1行、1カラムのスプレッドシートとして出力します。

入力ペイロード
JSON配列ペイロードの例[[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]]
JSON Objectのペイロードの例[{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}]

コンポーネントプロパティ

指定方法データをスプレッドシートに出力する方法を指定。「フォルダパス」「フォルダID」「ファイルID」を指定
フォルダパスGoogle Drive内のフォルダパスを指定。指定しない場合はマイドライブ(ルート)が対象
フォルダIDGoogle Drive内のフォルダIDを指定。指定しない場合はマイドライブ(ルート)が対象
Driveファイル名Google Drive上のGoogle Spreadsheetのファイル名を指定します。既存のファイルがない場合は、新規作成
ファイルIDGoogle Drive上の特定のファイルIDを指定
シート名データを出力するシート名を指定。指定しない場合は最初のシートは対象
データ挿入モード「RAWデータ」または「ユーザー入力(数式&書式)」からデータをどのように挿入するかを指定
書込モード新しいファイル(New File)を作成するか、セルを更新(Overwrite)するか、行を追加(Append)するかを指定. cp.WriteModeの値としては、 "New" , "Append" , "Overwrite" のいずれか
出力ヘッダーデータを出力するときにヘッダも出力するかを選択
出力フィールド順入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙
スタート列出力する最初の列を指定
スタート行出力する最初の行を指定
OAuth2クライアント IDGCPからAPI 2.0のClient IDを指定します ※1
OAuth2クライアントシークレットGCPからClient Secretを指定します ※1
OAuth2リダイレクトURLGCPからRedirect URLを指定します ※1
OAuth2アクセストークントークンを取得ボタンを押して取得します。またトークンを更新ボタンを押して更新することもできます ※1

※1 GCPでのOAuth2の設定例は "こちら"Google Drive OAuth2設定 を参照してください

あわせてGoogle Sheets API も有効に設定してください。

OAuth2アクセストークンの取得方法は "こちら"OAuth2アクセストークン取得方法 を参照してください

「Driveフォルダパス」プロパティを指定しない場合はマイドライブ(ルート)が対象になります。

例)

"b"と指定した場合は、フォルダ名の中に(位置問わず)"b"というフォルダを検索し、複数見つかれば1番新しいフォルダの中に保存されます。

"a/b/c"と指定した場合は、フォルダパスが存在するかを確認します。

注意) 同一名のDriveフォルダパスが存在する場合は1番新しい"c"フォルダの中に保存されます。

コンポーネント変数

コンポーネント変数説明
cv. FileIDファイルID
cv. FolderIDGoogle Driveに保存されるファイルの親フォルダID
cv. DriveFilenameGoogle Driveの保存先ファイル名

「書込モード」(WriteMode)

・行を追加 (Add Rows)

列の指定に関わらず、データが入っている最後の行の次の行からデータが追加されます。 指定した「スタート行」がデータが入っている最後の行の次の行よりも大きい場合、その「スタート行」からデータが追加されます。

・セルを更新 (Update Cells)

一部のセルが置き換えられます。既存の内容がある場合は、そのセルの内容が上書きされます。

・新しいファイル (New File)

既存のファイルがある場合は、そのファイルが上書きされます。

「データ挿入モード」

・RAWデータ (Raw Values)

セルにデータをそのまま入力します。数式や書式設定は適用されません。

・ユーザー入力(数式&書式) (User Entered (Formulas & Formatting))

ユーザーが手動で入力した場合と同じ形式でデータを挿入します。既存の数式や書式設定が適用されます。

出力フィールド順の指定方法

JSON Objectのペイロードが下記の場合に、出力フィールド順に field3, field1 と指定するとExcelファイルが出力されます。

・JSON Objectのペイロード

[
  {"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, 
  {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, 
  {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}
]

・出力ペイロード(スプレッドシート)

field3, field1
xxx,123
yyy,456
zzz,789