SORACOMDataPost

説明

SORACOM Data Postコンポーネントは、SORACOMのHarvestにデータを送信することができます。

soracomdatapost

SORACOM側の事前設定

SORACOMの管理画面で対象のSIMカードをSIMグループに所属させ、その設定でHarvest Dataをオンにしてください。

※SORACOM AirのSIMカード、もしくは SORACOM Arcを利用してGravioからインターネットに接続する必要があります。

※SORACOMの管理画面の操作につきましてはSORACOMにお問い合わせください。

Content-TypeプロパティによるHTTPリクエスト時のBodyの内容

Content-TypeプロパティHTTPリクエスト時のBodyの内容
デフォルト入力ペイロードの型に応じてContent-Typeを自動で選びます。
文字列型「text/plain; charset=utf-8」でPayloadを文字列としてHTTPリクエストを実行します。
JSON配列、JSONオブジェクト「application/json」として、Payloadをマーシャリングしたバイト列でHTTPリクエストを実行します。
バイト列「application/octet-stream」にしてPayloadを文字列に変換したものをBodyとしてHTTPリクエストを実行します。
その他「text/plain」にして文字列に変換したものをBodyとしてHTTPリクエストを実行します。
application/x-www-form-urlencoded入力ペイロードはJSONオブジェクト型として、キーと値を「=」ではさみ、それぞれを&で区切った形でBodyにした上で、HTTPリクエストを実行します。(この場合で、JSON Object型以外のデータが入力としてきた場合はエラーとなります。)
multipart/form-data入力ペイロードはJSON Object型として、キーと値をマルチパートで区切り、Content-Typeのmultipart/form-dataはバウンダリを自動的に付加してHTTPリクエストを実行します。(この場合、JSON Object型以外のデータが入力としてきた場合はエラーとなります。)
それ以外の任意に入力されたContent-Type入力されたContent-Typeで入力ペイロードをバイト列にしたものをBodyとして出力します。

入力と出力のペイロード

入力ペイロード説明
cv.Payload送信するデータ Harvestで利用できる形式はHarvestのドキュメントを参照ください

出力ペイロード説明
cv.PayloadHTTPレスポンスのContent-Typeヘッダが"application/json"の場合はJSON型、"text/"でcharset(utf-8/shift_jis/euc-jp/iso-2022-jp)が指定されている場合は文字列として、その他のContent-Typeヘッダの場合はバイト列のまま格納します。

コンポーネントプロパティ

プロパティー名説明
Content-TypeHTTPヘッダのContent-Type
タイムスタンプデータの日付 1
タイムアウトHTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値

*1 サポートしている日付のフォーマットは下記のサポートしている日時フォーマットを参照

コンポーネント変数

コンポーネント変数説明
cv.Payloadレスポンスのbody
cv.StatusCodeリクエスト結果
cv.Headersレスポンスのヘッダー
cv.ContentLengthレスポンスの長さ

サポートしている日時フォーマット

Timestampは以下のフォマットをサポートしています。

time.RFC3339形式

"2006-01-02T15:04:05.9999999Z"

"2006-01-02T15:04:05Z"

"2006-01-02 15:04:05.9999"

"2006-01-02 15:04:05"

"2006-01-02"