MySQL Exec

説明

MySQL Execcコンポーネントは、MySQLに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。
MySQL 5.6以上に対応しています。

出力ペイロード








出力ペイロード説明
cv.Payload入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します

LastInsertIdは、実行したSQL文がINSERT文だったときに、DBによって生成されたIDが取得できた場合に返されます。
RowsAffectedは、実行したSQL文によって影響を受けたレコード数を返します。例えば、DELETE文だったときに削除された行数が戻ります。

コンポーネントプロパティ






プロパティー名説明
SQL実行するSQL文を指定
バルクモードSQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択
バルクサイズバルクモードを使用する場合にそのサイズを指定します
ホストMySQLのホストを指定します
ポートMySQLのポートを指定します
ユーザ名MySQLのユーザ名を指定します
パスワードMySQLのパスワードを指定します
データベースデータベースを指定します
タイムゾーンデータベースのタイムゾーンを指定します
TLS通信の暗号化を true(SSL/TLS接続をする)、false(SSL/TLS接続をしない)、 skip-veiry(SSL/TLS接続をするがサーバー証明書の検証をしない)、preferred(最初にSSL/TLS接続を試し接続できなかったら、次にSSL/TLS接続をしない接続を試す)から指定します
ルート証明書使用するルート証明書を指定します。AWSのAuroraまたはRDSを使用する場合にはAWSが発行したサーバー証明書を使用する必要があります。そのサーバー証明書のルート証明書となります

プレースホルダー

実行するSQL文にプレースホルダーを使用してcv.Playloadの値をSQL文に使用することができます。

UPDATE table1 SET name='更新名' WHERE id=?

? で指定したプレースホルダーにはcv.Payloadの値が使われます。cv.Payloadに1と入っていた時に、idが1のレコードを更新します。
プレースホルダーは2つ以上指定することもできます。

UPDATE table1 SET name=? WHERE id=?

2つ以上のプレースホルダーに値を指定するためにcv.Payloadに配列で値を指定しください。

["First Last", 20]

Text2SQL

Text2SQLはOpenAIのChatGPTの機能を使用して取得したいデータをプロンプトに入力した日本語からSQL文を生成できる機能です。
使い方はセットアップガイドのText2SQL使用方法を参照してください。