Gravio Distance

説明

Gravio Distanceコンポーネントは、Gravio Distanceから距離を測定した値を取得できます。

このコンポーネントを利用するにはあらかじめGravio Distanceをペアリングしておく必要があります。

デバイスIDのプロパティが空の場合は、全ての接続しているGravio Distanceにコマンドを送ります。

gravio-distance

出力ペイロード説明
cv.Payload測定した距離が出力されます。物理IDを指定した場合や対象デバイスが1台の場合は値で、複数デバイスの場合は配列となります

コンポーネントプロパティ

プロパティ名説明
デバイスID距離を測定するデバイスID, 何も設定されていないときは全てのGravio Distanceに対して距離の測定を実行します。Gravio Distanceを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述することができます

実行エラー

エラーコードエラー説明対策
ERR--10low power電流不足電源とセンサー間のUSBケーブルが正しく接続されていることを確認してください
ERR--14calculation error実行エラーもう一度実行してください
ERR--15weak signal弱い信号デバイスを動かさないようにして、障害物を取り除いてください
ERR--16unstable laser transitionレーザーが不安定デバイスとターゲットオブジェクトを静止させてください
ERR--18ambient light too strong周囲光が強すぎる周囲光を減らしてください
ERR--26out of display range表示範囲外もう一度実行してください

レイヤーにバインドされているときに発生するエラーについて

デバイスのレイヤーにバインドして有効設定されているDistanceセンサーをGravio Distanceコンポーネントで指定して使用する場合に下記のエラーが発生します。

p(banner tip). ERROR 400 action: "GravioLaser": failed to execute: component: GravioDistance: device is being used

レイヤーにバインドして有効設定されたDistanceセンサーは5秒ごとに距離データを送信する設定となり、その送信時にGravio Distanceコンポーネントが実行されると処理が衝突するためです。

レイヤーにバインドして有効設定されたDistanceセンサーはGravio Distanceコンポーネントでは使用できませんので、どちらかの処理でのみ使用してください。