GPIO Write

説明

GPIO Writeコンポーネントは、GPIOピンの状態を制御するために使用されます。

指定したピンを出力モードに設定し、0、1、または現在の状態の反転を行うことができます。リレーなどのデバイスを制御する際に使用します。

制限:このコンポーネントは linux/arm64 以外の環境で動作しません。

対応プラットフォーム以外で実行した場合には「component not supported on 〇〇」とエラーメッセージが表示されます。

RaspberryPIを使用する場合には、RPI4+Ubuntuは24.04.2 LTSを使用してください。RPI5はサポートしていません。

注意:スイッチなど、入力デバイス接続中のピンに GPIO Write を使用しないでください。ピンが出力モードに切り替わり、過電流の恐れがあります。スイッチやリレーを使用する際は、デバイス仕様に合った接続方法を守ってください。

gpiowrite
出力ペイロード説明
cv.Payload入力ペイロードが出力されます

コンポーネントプロパティ

プロパティー名説明
ピン名1制御対象のGPIOピンの名前を指定します
操作2GPIOピンに対して実行する動作を指定します

1 ピン名の形式はデバイスによって異なります。

  • Raspberry Pi:GPIO番号(例:GPIO16、GPIO6 など)
  • Jetson Orin Nano:SoC GPIOポート名(例:PQ.06、PH.00 など)

詳細なピン配置については、以下のドキュメントを参照してください。

2 GPIOピンに対して実行する動作を以下のオプションから選択できます。

  • 0にする (Low (0)):ピンをLowに設定します。
  • 1にする (High (1)):ピンをHighに設定します。
  • 反転する (Toggle (2)):現在のピン状態を反転します。Highの場合はLowに、Lowの場合はHighに切り替えます。

このプロパティは、Pre Mappingsを使用して整数値(0、1、2)を渡すことで設定できます。