Gravio HubKit マニュアル

Gravio Hub X64 初期化方法および補足情報

目次

1. Gravio Hub X64ハードウェア仕様

ハードウェア仕様

項目 仕様
OS Ubuntu22.04
CPU Alderlake N100
Memory 12G
Internal Storage 512G
Wireless LAN Intel/WIFI5/2.4G/5G/BT4.2
I/O 3xUSB3.2, 2xHDMI2.0(4K 60Hz), 1xGiga LAN, 1xTYPE-C(USB/PD3.0), 1WiFi(Intel WiFi5), 1SSD M.2 2242(PCIE3.0/SATA)
Weight 190g
Operation Environment 5℃〜35℃
LTEサポート なし

2. SDカードを用いてGravio Hub X64を出荷時の状態に戻す方法

Gravio Hub X64をSDCardを用いて出荷時の状態に戻す手順をご説明します。

  1. Gravio Hub X64にディスプレイとキーボードを接続します。
  2. Gravio Hub X64の箱に同梱されているSDCardをGravio Hub X64のSDCardスロットに挿入します。
  3. Gravio Hub X64の電源ボタンを押して起動します。
  4. 起動すると、ディスプレイに1行の表示が出ます。この状態でキーボードでエンターキーを押してください。SDCardからGravio Hub X64の内部ディスクにOSイメージの転送されます。
  5. 全ての転送が完了すると自動で電源が切れます。
  6. SDCardを抜きます。
  7. 再度電源ボタンを押して起動します。
  8. 起動が終わるとLogin画面が表示されます。(このあと3分程度内部の初期化に時間がかかりますので、電源を切らずにそのまま置いてください。)
  9. Loginのプロンプトで Username: gravio Password: graviohub でログインします。ログイン完了後、「sudo docker ps」コマンドを入力して表示を確認します。
  10. Containerのリストで9行のProcessが表示されていれば、正常動作です。
  11. 電源を落として、再度起動する。 以上で初期化処理は完了です。

以上で、出荷時のGravio Hub X64に戻す作業は完了です。