Gravio アクションコンポーネント リファレンス
このドキュメントは、Gravio プラットフォームで使用できる様々なアクションコンポーネントの機能と使い方を説明します。各コンポーネントは特定の機能を持ち、アクションフローの中で組み合わせることで、センサーデータの処理や外部サービスとの連携など様々な処理を実現できます。
目次
- Amazon Polly Speech
- Aqara Smart Plug
- AWS S3 Download
- AWS S3 Upload
- BindingOnOff
- Box List
- Box Download
- Box Upload
- BrightSign
- Call
- Call If
- Camera Take Photos
- Camera Take Video
- Chatwork
- Chromecast
- Claude
- CSV Read
- CSV Write
- CSV File Write
- Exec
- Execute Inference Model
- File Copy
- File Delete
- File List
- File Read
- File Rename
- File Write
- Filter
- GCS Upload
- GCS Download
- Google Analytics Send Event
- GoogleDriveList
- GoogleDriveDownload
- GoogleDriveUpload
- Go To
- Go To If
- GPS
- Zigbee Light
- Gravio Distance
- Gravio Matrix
- HTTP Request
- Join
- LINE Push
- LINE Notify
- LINE WORKS
- Mail Send
- MQTT Publish
- SQL Server Exec
- SQL Server Query
- MSTeams Send Message
- MySQL Exec
- MySQL Query
- OpenAICompletion
- OpenAIChat
- OpenAIImage
- OpenAIAudio
- Parallel
- Parallel If
- PATLITE
- Philips Hue
- PostgreSQL Exec
- PostgreSQL Query
- Sensor Data DB
- Sensor Data DB If Zero
- Slack Post Message
- Slack Files Upload
- Slack Files Upload2
- Sleep
- SORACOMDataPost
- SORACOMFileUpload
- Sound Effect
- Sound Play
- Split
- Statistics
- Template
- Transform
- Twilio SMS
- Write To Excel (365)
- Write To Excel (Local)
Amazon Polly Speech
Amazon Pollyは入力テキストをスピーチに変換して音声として再生します。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
テキスト |
喋らせたいメッセージテキストを指定 |
音声 |
話者の音声のタイプを指定。テキストの言語と同じ言語の音声タイプを選択 |
音声エンジン |
標準 または ニューラルのいずれか |
音声処理 |
再生 または ファイル保存 のいずれか |
ファイル名 |
音声をファイルに保存する場合のファイル名 |
タイムアウト |
送信タイムアウト時間の指定 |
アクセスキーID |
AWSから取得したアクセスキー |
シークレットアクセスキー |
AWSから取得したシークレットアクセスキー |
リージョン |
利用するAWSのリージョンを指定 |
注意: 音声エンジンがニューラルエンジン(NTTS)に対応していない場合はValidationExceptionが発生します。
Aqara Smart Plug
このコンポーネントでは、Aqaraスマートプラグを On/Offすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力します (パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
基本プロパティ |
「Aqaraスマートプラグ」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
デバイスID |
On/Offするデバイス ID。何も設定されていないときは全てのAqaraスマートプラグに対して ON/OFFを実行します。複数使用する場合はカンマ区切りで記述可能 |
On |
On/Offの指定. cp.Onに指定する値は “true” または “false” |
AWS S3 Download
AWSのS3にあるファイルを HubKit内で利用したいときに、S3からファイルをダウンロードするときに利用できるコンポーネントです。ファイルは Action ManagerのDataディレクトリに保存されます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
出力 |
Action プログラム内の Payloadに保持するか、ファイルとして保持するかを指定。cp.Outputに設定される値は “Payload”, “File” のいずれか |
ファイル名 |
ファイルとして保持する場合のファイル名 |
バケット |
AWS S3でのバケット名 |
オブジェクトキー |
AWS S3でのオブジェクトキー |
タイムアウト |
送信タイムアウト時間の指定 |
アクセスキー ID |
AWSから取得したアクセスキー |
シークレットアクセスキー |
AWSから取得したシークレットアクセスキー |
リージョン |
利用するAWSのリージョンを指定 |
※ファイルパスを指定しないファイルの保存先はactmgr/dataとなります。
AWS S3 Upload
AWS S3 UploadはAmazon S3にファイルをアップロードします。ファイルはアクションのデータフォルダのファイルが対象となります。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
入力 |
Action プログラム内の Payloadから読み込むか、ファイルから読み込むかを指定。cp.Inputの値で設定する場合は、”Payload”, “File”のいずれか |
ファイル名 |
入力ファイル名 |
バケット |
アップロードする AWS S3でのバケット名 |
オブジェクトキー |
AWS S3でのオブジェクトキー |
ACL |
AWS S3でのACLの権限 |
ストレージクラス |
AWS S3でのストレージの種類 |
タイムアウト |
送信タイムアウト時間の指定 |
アクセスキー ID |
AWSから取得したアクセスキー |
シークレットアクセスキー |
AWSから取得したシークレットアクセスキー |
リージョン |
利用するAWSのリージョンを指定 |
BindingOnOff
エリア/レイヤーに接続しているデバイスのバインド設定をアクションの実行タイミングで変更することができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
フィールド |
バインドを指定するデバイスをデバイスIDか論理デバイスIDのどちらかを指定 |
デバイスID |
バインドを設定するデバイスをデバイスIDで指定 |
論理デバイスID |
バインドを設定するデバイスを論理デバイスIDで指定 |
オン/オフ |
指定したデバイスのバインドのオンとオフを指定(変更なしの場合には設定は変更されません) |
Box List
Box Listコンポーネントは、Boxからファイルの一覧を取得することができます。
出力ペイロード
ファイルリストが出力されます。
Box Listの出力Payloadの例:
{
"Filename": "test.txt",
"ID": "1365057753092",
"IsDir": false,
"ModifiedTime": "2023-11-17T01:20:35-08:00",
"ParentFolderID": "235207463831",
"Path": "a/b/test.txt",
"Size": 6
}
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
Boxフォルダパス |
ダウンロード対象のBoxフォルダパス |
検索対象 |
検索するファイル名を指定 |
検索種別 |
「検索対象」の文字列を検索するときの検索方法、完全一致、部分一致でファイル名を指定 |
ファイルを含める |
検索結果にファイルを含める |
ディレクトリを含める |
検索結果にディレクトリを含める |
ソート順 |
検索結果の出力順番、ファイル名(昇順)、ファイル名(降順)、更新された時刻(昇順)、更新された時刻(降順)、ファイルサイズ(昇順)、ファイルサイズ(降順) |
今日追加・変更されたファイル |
実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定 |
この時間以降に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード |
この時間以前に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
タイムゾーン |
「今日追加・変更されたファイル」を含む指定する時刻のタイムゾーン |
OAuth2クライアントID |
BoxからAPI 2.0のClient IDを指定 |
OAuth2クライアントシークレット |
BoxからClient Secretを指定 |
OAuth2リダイレクトURL |
BoxからRedirect URLを指定 |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
Box Download
Box Downloadコンポーネントは、Boxからファイルをダウンロードすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
出力プロパティでペイロードが指定されている場合はダウンロードしたファイル。ファイル名が指定されている場合は前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力 (パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
出力 |
ペイロードまたはファイル |
既存ファイルの上書き |
「出力プロパティ」にファイルを指定しており、既存のファイルが存在する場合、「既存ファイルの上書き」がオフの時にはファイル名に番号が追加 |
指定方法 |
ファイルパスとファイル名を指定して検索、フォルダIDとファイル名を指定して検索、ファイルIDを指定して検索 |
1番新しいものだけをダウンロード |
検索の結果で複数のファイルが対象になる場合に一番新しいファイルをダウンロードするか、全てをダウンロードするか |
取得対象 |
「指定方法プロパティ」にファイルID以外を指定している場合、完全一致、部分一致でBoxファイル名を指定 |
Boxフォルダパス |
「指定方法プロパティ」にファイルパスを指定している場合、ダウンロード対象のBoxフォルダパス |
Boxファイル名 |
「指定方法プロパティ」にファイル名を指定している場合、ダウンロードするBoxファイル名 |
ファイルID |
「指定方法プロパティ」にファイルIDを指定している場合、ダウンロードするファイルID |
今日追加・変更されたファイル |
実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定 |
この時間以降に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード |
この時間以前に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
タイムゾーン |
指定する時刻のタイムゾーン |
OAuth2クライアントID |
BoxからAPI 2.0のClient IDを指定 |
OAuth2クライアントシークレット |
BoxからClient Secretを指定 |
OAuth2リダイレクトURL |
BoxからRedirect URLを指定 |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.FileID |
ファイルID |
cv.ReadLength |
読込データのバイト数 |
cv.Filename |
「出力」プロパティがファイル名の場合、ダウンロードしたファイル名 |
Box Upload
Box Uploadコンポーネントは、Boxにファイルをアップロードすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力 (パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
入力 |
ペイロードまたはファイル名 |
ファイル名 |
「入力」プロパティがファイル名の場合に送信するファイル名。パスはDataフォルダからの相対パスで指定 |
指定方法 |
フォルダパスまたはフォルダID |
Boxフォルダパス |
「指定方法」がフォルダパスの場合に保存するフォルダパス |
フォルダID |
「指定方法」がフォルダIDの場合に保存するフォルダのID |
Boxファイル名 |
「入力プロパティ」プロパティでファイル名を指定している場合で「Boxファイル名」プロパティを指定しない場合は元のファイル名で送信 |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
OAuth2クライアントID |
BoxからAPI 2.0のClient IDを指定 |
OAuth2クライアントシークレット |
BoxからClient Secretを指定 |
OAuth2リダイレクトURL |
BoxからRedirect URLを指定 |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.FileID |
ファイルID |
cv.FolderID |
フォルダID |
cv.BoxFilename |
Boxの保存先ファイル名 |
BrightSign
BrightSignコンポーネントは、BrightSignにコマンドを送信することができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力 (パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ホスト名 |
BrightSignのホスト名またはIPアドレス |
ポート番号 |
BrightSignのUDPポート番号 |
コマンド |
BrightSignに送信するコマンド |
Call
Callコンポーネントは別のアクションを実行して、実行後にアクションを継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
アクションID |
実行するアクションID |
アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。
Call If
Call Ifコンポーネントは条件に合う場合に別のアクションを実行して、実行後にアクションを継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
アクションID |
実行するアクションID |
条件式 |
アクションを実行する条件 |
条件例:
- Payloadが数値系:
cv.Payload > 10
- 文字列系:
cv.Payload =~ "^abc"
- JSON配列:
cv.Payload[1] > 10
- JSON Object:
cv.Payload.key1 == "abc"
アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。
Camera Take Photos
接続されているカメラからアクションの実行タイミングで写真を保存することができます。
事前にデバイス一覧を表示して、接続されているカメラの物理デバイスIDを確認してください。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
保存した写真のファイル名を配列で出力 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
物理デバイスID |
デバイス一覧に接続されているカメラの物理デバイスIDを指定 |
枚数 |
コンポーネントの実行時に保存する写真の枚数を指定(最大5枚) |
間隔(秒) |
写真を保存するインターバルを指定 |
保存先 |
ファイルの保存先としてactmgr/dataのサブフォルダを指定。写真はこのサブフォルダに保存 |
※コンポーネントの実行は枚数×間隔で指定された時間が必要となりますので、あまり長時間になる設定は避けてください。
Camera Take Video
接続されているカメラからアクションの実行タイミングでビデオを保存することができます。
事前にデバイス一覧を表示して、接続されているカメラの物理デバイスIDを確認してください。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
保存した写真のファイル名を配列で出力 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
物理デバイスID |
デバイス一覧に接続されているカメラの物理デバイスIDを指定 |
ビデオの長さ(秒) |
コンポーネントの実行時に保存するビデオの撮影時間を指定(単位は秒) |
間隔(秒) |
写真を保存するインターバルを指定 |
保存先 |
ファイルの保存先としてactmgr/dataのサブフォルダを指定。ビデオはこのサブフォルダに保存 |
自動命名 |
ファイル名を自動的に生成 |
ファイル名 |
ファイル名を自動命名プロパティで自動に設定しない場合に指定 |
Chatwork
Chatworkコンポーネントは、Chatworkを使用してコンポーネントのプロパティに指定されたメッセージをポストすることができます。センサーからの情報を人に通知したりすると便利です。
※Chatworkコンポーネントを使用するには、管理者が初期設定としてサービス連携で設定し、APIトークンを取得する必要があります。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
基本プロパティ |
「Chatwork Token」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
|
ルームID |
投稿するグループのルームID(初期設定で取得したもの) |
|
テキスト |
Chatworkに投稿するメッセージ文字列 |
“現在の気温は”+cv.Payload+”度です” |
ファイル名 |
ファイルを送信 |
|
タイムアウト |
APIのタイムアウト |
|
トークン |
APIトークン(初期設定で取得したもの) |
|
※テキストとファイルの両方を指定した場合は、テキストとファイルが送信されます。
Chromecast
Chromecastコンポーネントは Chromecast デバイスでFilenameプロパティで指定されたビデオ、音声を再生するコンポーネントです。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
デバイス |
ChromecastデバイスのIPアドレス |
ファイル名 |
読み込むファイルのファイル名(サポートされているファイルmp4/webmとmp3/ogg/wav形式) |
Claude
Claudeコンポーネントは、Anthropic社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。
※このClaudeコンポーネントを使用するにはAnthropicのAI機能を呼び出すためにAPI Keyを予め取得する必要があります。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
基本プロパティ |
「Claude」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
|
プラットフォーム |
Claude 機能を使用するプラットフォーム |
Anthropic, Bredrock, Vertexから選択 |
モデル |
Claude 機能、プラットフォームにあわせて使用するモデル名 |
“claude-3-5-sonnet-20240620” |
システムメッセージ |
AIの役割や行動の指針を設定する初期メッセージ |
|
画像ファイルサンプル |
会話の文脈を設定するためのサンプル画像ファイル |
|
ユーザーメッセージ入力例 |
会話の文脈を設定するためのサンプルユーザーメッセージ |
|
アシスタント応答の出力例 |
会話の文脈を設定するためのサンプルアシスタント応答 |
|
画像ファイル |
実際の会話で使用する画像ファイル |
|
最大トークン |
レスポンスの最大トークン数 |
|
温度 |
(0〜1.0)出力の多様性を制御 |
|
TopP |
(0〜1.0)累積確率に基づいてトークンを選択 |
|
TopK |
(整数)考慮される最も可能性の高いトークンの数を制限 |
|
ストップシーケンス |
テキスト生成を停止する特定の文字列を指定 |
[“END”, “STOP”, “.”] |
タイムアウト |
APIのタイムアウト |
|
APIキー |
プラットフォームで Anthropic を選択したときに入力 |
|
アクセスキー |
プラットフォームで Bedrock を選択したときに入力 |
|
シークレットアクセスキー |
プラットフォームで Bedrock を選択したときに入力 |
|
リージョン |
プラットフォームで Bedrock を選択したときに選択 |
|
プロジェクトID |
プラットフォームで Vertex を選択したときに入力 |
|
ロケーション |
プラットフォームで Vertex を選択したときに入力 |
|
秘密鍵JSON |
プラットフォームで Vertex を選択したときに入力 |
|
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
Claude APIからのレスポンスをそのまま格納 |
出力のコンポーネントローカル変数
コンポーネントローカル変数 |
説明 |
id |
処理ID |
model |
使用モデル名 |
stop_reason |
停止した理由 |
stop_sequence |
停止したシーケンス |
input_tokens |
入力トークン |
output_tokens |
出力トークン |
CSV Read
CSV Readコンポーネントは入力としてCSVデータをとり、これを解析して、「出力形式」コンポーネントプロパティで指定された形式で出力ペイロードを作成します。
出力ペイロード
出力形式 |
説明 |
「配列」を選択した場合 |
CSVの各フィールドを文字列にした配列を各行毎に出力ペイロードにいれて次のコンポーネントに渡します |
「オブジェクト」を選択した場合 |
CSVの1行目をキーとみなしJSON Objectを生成し各業毎に出力ペイロードにいれて次のコンポーネントに渡します |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
入力 |
入力を「ペイロード」もしくは「ファイル」のいずれかを指定 |
ファイル名 |
ファイル入力の場合のファイル名を指定 |
エンコーディング |
ファイル出力のエンコーディングを指定 (utf-8, shift_jis, euc-jp, iso-2022-jp) |
出力形式 |
出力形式を「JSON配列」もしくは「JSONオブジェクト」形式のいずれかを指定 |
開始行 |
CSVのデータとして読み込む開始行を指定 |
行数 |
何行読むかを指定。-1を指定した場合は全ての行を読み込む |
CSV Write
CSVWriteは入力ペイロードを入力としてCSVを生成します。入力ペイロードはJSON配列の配列か、JSON Objectの配列での入力を受け付けます。
入力ペイロード
入力ペイロード |
例 |
JSON配列ペイロードの例 |
[[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]] |
JSON Objectのペイロードの例 |
[{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}] |
「出力先」プロパティによって出力先をファイルかペイロードかを選択できます。
出力ペイロード
「出力先」プロパティ |
説明 |
「ファイル」を選んだ場合 |
生成したCSVをファイルに書き出し、出力ペイロードは入力ペイロードを渡します(パススルー) |
「ペイロード」を選んだ場合 |
生成したCSVのバイト列を出力ペイロードに入れます |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
出力先 |
出力先を「ファイル」もしくは「ペイロード」のいずれかを指定 |
ファイル名 |
ファイル出力の場合のファイル名を指定 |
出力フィールド順 |
入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙 |
エンコーディング |
ファイル出力のエンコーディングを指定 (utf-8, shift_jis, euc-jp, iso-2022-jp) |
CSV File Write
CSVFileWriteは入力ペイロードを入力としてCSVを生成します。入力ペイロードを1レコード分と解釈して保存します。追加プロパティでアクションの実行毎に追記ができます。そのためヘッダ出力はされません。
入力ペイロード
入力ペイロード |
例 |
JSON配列ペイロードの例 |
[123, "abc", "xxx"] |
JSON Objectのペイロードの例 |
{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"} |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
ファイル出力の場合のファイル名を指定 |
追加 |
trueのときはすでにファイルがある場合はデータを追記します。falseの時はファイルを上書きします |
出力フィールド順 |
入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙します |
エンコーディング |
ファイル出力のエンコーディングを指定 |
Exec
Execコンポーネントを使用すると、OS標準のスクリプトを実行することができます。HubKitがWindowsで実行されている場合はバッチファイルおよびコマンドラインで呼び出せるプログラム、Linux、Macで実行されている場合はシェルスクリプトおよびコマンドラインで呼び出せるプログラムを実行することができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
コマンド |
実行するプログラムを指定。ファイルはactmgr/dataに保存します |
出力元 |
出力元を指定する。「標準出力のみ」はコマンドの実行で出力された標準出力を出力Payloadとします。「標準出力と標準エラー出力」は標準出力と標準エラー出力の両方を出力Payloadとします |
タイムアウト |
実行タイムアウト時間の指定 |
出力型 |
出力形式の設定 |
Execute Inference Model
配置している画像推論ファイルを指定して写真に推論を実行することができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
推論の実行結果が出力されます |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
画像ファイル |
ファイルとして保存されている写真のファイルパスを指定 |
推論モデル |
実行する推論のモデル名を指定 |
フィルター1 |
推論の結果をフィルターする場合に選択 |
条件 |
フィルターの条件を指定 |
フィルター2 |
推論の結果をフィルターする場合に選択 |
条件 |
フィルター2の条件を指定 |
変換 |
変換を指定 |
描く |
推論の結果を画像として保存する場合に指定 |
コピーの保存先 |
描くで”コピー”を指定した場合の画像の保存先を指定 |
フィルター
推論の結果から条件に合う結果のみを抽出する場合に使用します:
フィルター |
説明 |
なし |
フィルターを使用しません |
モデルのデフォルト |
モデルで定義されているフィルターを使用 |
最も高いn個の予測 |
複数の予測の高いものから条件で指定したn個のデータを取得 |
最も低いn個の予測 |
複数の予測の低いものから条件で指定したn個のデータを取得 |
スコアがxを超える予測 |
複数の予測からスコアが条件で指定したx以上のデータを取得 |
スコアがx未満の予測 |
複数の予測からスコアが条件で指定したx未満のデータを取得 |
「○○」ラベルの付いた予測 |
複数の予測からラベルに条件で指定した文字列が含まれるデータを取得 |
変換
推論の結果を変換する場合に使用します:
変換 |
説明 |
なし |
変換を使用しません |
モデルのデフォルト |
モデルで定義されている変換を使用 |
数 |
推論結果の個数を取得 |
一番目のラベル |
推論結果の一番最初のラベルを取得 |
すべてのラベル |
推論結果のすべてのラベルを取得 |
描く
推論の結果を画像として保存する場合に使用します:
描く |
説明 |
なし |
推論の結果の画像を保存しません |
元画像 |
推論の結果を元の画像に保存 |
コピー |
コピーの保存先に別のファイルを作成して推論の結果を保存 |
File Copy
ファイル名プロパティで指定されたファイルをコピーするコンポーネントです。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
File Name |
コピーするファイルのファイル名 |
Output File Path |
出力ファイルのフォルダ名 |
Output File Name |
出力先のファイル名 |
Overwrite Handling |
ファイルが既に存在する場合の処理を選択:上書きしない、上書き、両方保持、新しい場合のみ上書き、またはエラーを発生 |
Preserve Update Time |
出力ファイルの更新時間をソースファイルと一致するように設定するかどうかを選択 |
File Delete
File Delete コンポーネントは指定されたディレクトリにあるファイルを削除します。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
削除するファイル名を指定 |
全て |
全て削除するかどうかの指定 |
File List
File Listコンポーネントは指定したディレクトリにあるファイルの一覧を取得します。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
読み込んだディレクトリの内容を出力します |
ディレクトリの内容は以下のデータを持ちます:
データ名 |
説明 |
IsDir |
ディレクトリの場合true、ファイルの場合false |
ModTime |
修正日時 |
Name |
ファイル名 |
Path |
ファイルパス |
Size |
ファイルサイズ |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
パターン |
条件式を記述 |
ファイルを含める |
ファイルを含めるかどうかの指定 |
ディレクトリを含める |
ディレクトリを含めるかどうかの指定 |
File Read
FileReadコンポーネントはFilenameプロパティで指定されたファイルを読み込んでストリームとして出力するコンポーネント
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
ファイルの内容 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
読み込むファイルのファイル名 |
File Rename
ファイル名プロパティで指定されたファイルの名前を変更するコンポーネントです。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
File Name |
名前を変更するファイルのファイル名 |
New File Name |
変更後のファイル名 |
Allow Overwrite |
新しいファイル名のファイルが既に存在する場合に上書きするかどうかを指定 |
File Write
File Writeコンポーネントは入力ペイロードに渡された内容をファイルに書き出します。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
書き出したファイルの内容 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
書き出すファイルのファイル名 |
追加 |
trueのときはすでにファイルがある場合はデータを追記します。falseの時はファイルを上書きします |
Filter
Filterコンポーネントは入力ペイロードの内容を次のコンポーネントに引き渡すデータをフィルタリングして出力ペイロードに出力するコンポーネントです。
Actionの処理を通過させるかの条件を式で入力することができます。trueの時は通過させ、falseの時は通過しません。通過しない場合はActionは終了します。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
条件タイプ |
式、最初のPayloadのみ、最後のPayloadのみ |
条件式 |
条件タイプで”式”を選択した場合、条件式を記述 |
条件タイプが”式”の場合
条件例:
- Payloadが数値系:
cv.Payload > 10
- 文字列系:
cv.Payload =~ "^abc"
- JSON配列:
cv.Payload[1] > 10
- JSON Object:
cv.Payload.key1 == "abc"
式で使用できる、コンポーネントローカル変数
コンポーネントローカル変数 |
説明 |
Index |
コンポーネントに届いたPayloadの順を0を基準として表す |
Passed |
このコンポーネントを通過したPayloadの数を表す |
GCS Upload
GCS Uploadコンポーネントは、データをGoogle Cloud Storageにファイルとして送信することができます。このコンポーネントを使用するには、Google Cloudの契約と事前設定が必要です。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
入力 |
ペイロードの内容をアップロードするか、ファイル名を指定してそれをアップロードするか選択 |
ファイル名 |
ファイル名を選択した時に、アップロードするファイルをDataディレクトリからの相対パスで指定 |
バケット |
アップロードする先のバケット名を指定 |
オブジェクト |
アップロードする先のオブジェクト名を指定。フォルダ込で指定する時はスラッシュで区切って指定 |
ACL |
アクセス制御リストを指定 |
ストレージクラス |
ストレージクラスを指定 |
ContentType |
オブジェクトのContentTypeを指定。空の場合は自動的に付加されます |
タイムアウト |
APIのタイムアウト |
秘密鍵JSON |
Google Cloud で作成したサービスアカウントの認証に必要な秘密鍵JSONファイルを指定 |
GCS Download
GCS Downloadコンポーネントは、データをGoogle Cloud Storageからファイルとして受信することができます。このコンポーネントを使用するには、Google Cloudの契約と事前設定が必要です。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
出力 |
ダウンロードしたオブジェクトをペイロードに出力するか、ファイルに保存するか指定 |
ファイル名 |
ファイル名を選択した時に、ダウンロードするファイルをDataディレクトリからの相対パスで指定 |
バケット |
ダウンロードするバケット名を指定 |
オブジェクト |
ダウンロードするオブジェクト名を指定 |
タイムアウト |
APIのタイムアウト |
秘密鍵JSON |
Google Cloud で作成したサービスアカウントの認証に必要な秘密鍵JSONファイルを指定 |
Google Analytics Send Event
GoogleAnalyticsSendEventコンポーネントを使用すると、GoogleアナリティクスのMeasurement Protocolを使用してイベントを送信します。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
バージョン |
Analyticsのバージョン番号 |
1 |
TrackingId |
AnalyticsのトラッキングID |
UA-XXXXX-Y |
ClientId |
クライアントID 記録するクライアントでユニークなIDを指定 |
|
Event Category |
イベントのカテゴリー |
“DataType - “ + av.DataType |
Event Action |
イベントのアクション |
“DataValue - “ + av.DataValue |
Event Label |
イベントのラベル |
“Sender - “ + av.SenderId |
Event Value |
送信するデータ |
1 |
DebugMode |
デバッグモード 設定内容にエラーが出るときに使用 |
|
タイムアウト |
APIのタイムアウト 通常は変更する必要はありません |
|
GoogleDriveList
Google Drive Listコンポーネントは、Google Driveからファイルの一覧を取得することができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
ファイルリストが出力されます |
Google Drive Listの出力Payloadの例:
{
"Filename": "test.txt",
"ID": "17CMCa4dsNDD6U0duQEBhVI7QZzXqIPYL",
"IsDir": false,
"MimeType": "text/plain",
"ModifiedTime": "2023-09-28T10:33:46.189Z",
"ParentFolderID": "1-KTO7YslI4iFD-7sxn7CKDNs-UkKMtf8",
"Path": "a/b/test.txt",
"Size": 8
}
注意:Google Driveでディレクトリの場合は”Size”は0になります。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
Driveフォルダパス |
ダウンロード対象のDriveフォルダパス |
検索対象 |
検索するファイル名を指定 |
検索種別 |
「検索対象」の文字列を検索するときの検索方法、完全一致、部分一致でファイル名を指定 |
ファイルを含める |
検索結果にファイルを含める |
ディレクトリを含める |
検索結果にディレクトリを含める |
ソート順 |
検索結果の出力順番、ファイル名(昇順)、ファイル名(降順)、更新された時刻(昇順)、更新された時刻(降順)、ファイルサイズ(昇順)、ファイルサイズ(降順) |
今日追加・変更されたファイル |
実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定 |
この時間以降に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード |
この時間以前に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
タイムゾーン |
「今日追加・変更されたファイル」を含む指定する時刻のタイムゾーン |
OAuth2クライアントID |
GCPからAPI 2.0のClient IDを指定 |
OAuth2クライアントシークレット |
GCPからClient Secretを指定 |
OAuth2リダイレクトURL |
GCPからRedirect URLを指定 |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
GoogleDriveDownload
Google Drive Downloadコンポーネントは、Google Driveからファイルをダウンロードすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
出力プロパティでペイロードが指定されている場合はダウンロードしたファイル。ファイル名が指定されている場合は前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
出力 |
ペイロードまたはファイル名 |
出力フォルダパス |
「入力プロパティ」がファイル名の場合、保存するフォルダパス。Dataフォルダからの相対パスでフォルダがない場合は自動作成 |
出力ファイル名 |
「入力プロパティ」がファイル名の場合、保存するファイル名。省略した場合はダウンロード元のファイル名で保存。指定した場合には、そのファイル名で保存 |
指定方法 |
ファイル名を指定して検索、ファイルパスとファイル名を指定して検索、フォルダIDとファイル名を指定して検索、ファイルIDを指定して検索 |
1番新しいものだけをダウンロード |
検索の結果で複数のファイルが対象になる場合に一番新しいファイルをダウンロードするか、全てをダウンロードするか |
取得対象 |
「指定方法プロパティ」にファイルID以外を指定している場合、完全一致、部分一致でDriveフォルダパスとDriveファイル名を指定 |
フォルダID |
「指定方法プロパティ」にフォルダIDを指定している場合、ダウンロード対象のフォルダID |
Driveフォルダパス |
「指定方法プロパティ」にフォルダパスを指定している場合、ダウンロード対象のDriveフォルダパス |
Driveファイル名 |
「指定方法プロパティ」にファイル名を指定している場合、ダウンロードするDriveファイル名 |
ファイルID |
「指定方法プロパティ」にファイルIDを指定している場合、ダウンロードするファイルID |
今日追加・変更されたファイル |
実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定 |
この時間以降に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード |
この時間以前に変更されたファイルを取得 |
ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
タイムゾーン |
指定する時刻のタイムゾーン |
OAuth2クライアントID |
GCPからAPI 2.0のClient IDを指定 |
OAuth2クライアントシークレット |
GCPからClient Secretを指定 |
OAuth2リダイレクトURL |
GCPからRedirect URLを指定 |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.FileID |
ファイルID |
cv.ReadLength |
読込データのバイト数 |
cv.Filename |
「出力」プロパティがファイル名の場合、ダウンロードしたファイル名 |
GoogleDriveUpload
Google Drive Uploadコンポーネントは、Google Driveにファイルをアップロードすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
入力 |
ペイロードまたはファイル名 |
ファイル名 |
「入力」プロパティがファイル名の場合に送信するファイル名。パスはDataフォルダからの相対パスで指定 |
Content-Type |
保存したいファイルのMIMEタイプ |
指定方法 |
フォルダパスまたはフォルダID |
Driveフォルダパス |
Google Driveの保存先フォルダ名 |
フォルダID |
Google Driveの保存先フォルダID |
Driveファイル名 |
「入力プロパティ」プロパティでファイル名を指定している場合で「Driveファイル名」プロパティを指定しない場合は元のファイル名で送信 |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
OAuth2クライアントID |
GCPからAPI 2.0のClient IDを指定 |
OAuth2クライアントシークレット |
GCPからClient Secretを指定 |
OAuth2リダイレクトURL |
GCPからRedirect URLを指定 |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.ContentType |
HTTPヘッダのContent-Type |
cv.FileID |
ファイルID |
cv.FolderID |
フォルダID |
cv.DriveFilename |
Google Driveの保存先ファイル名 |
Go To
Go Toコンポーネントは別のアクションで実行を継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
アクションID |
実行するアクションID |
アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。
Go To If
Go To Ifコンポーネントは条件に合う場合に別のアクションで実行を継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。
別のアクションの処理をさせるかの条件を式で入力することができます。trueの時は別のアクションを実行し、falseの時は別のアクションを実行しません。別のアクションを実行しない場合はアクションの処理は継続します。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
アクションID |
実行するアクションID |
条件式 |
アクションを実行する条件 |
条件例:
- Payloadが数値系:
cv.Payload > 10
- 文字列系:
cv.Payload =~ "^abc"
- JSON配列:
cv.Payload[1] > 10
- JSON Object:
cv.Payload.key1 == "abc"
アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。
GPS
GPSデバイスからGPSデータを受信して出力することができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
GPSデータが出力されます |
データがRMCの場合:
データ |
説明 |
Time |
GPSデータのUTC時刻(hhmmss.ss形式) |
Status |
A:データは正常、V:データは無効 |
Latitude |
緯度(DMM形式) |
LatitudeDir |
緯度の方位(NまたはS) |
Longitude |
経度(DMM形式) |
LongitudeDir |
経度の方位(EまたはW) |
SpeedKn |
デバイスの移動速度(knots) |
Course |
デバイスの移動方位(北0度から時計回りで359.9度までの数値)-1の場合は方位は無効 |
Date |
GPSデータの年月日(ddmmyy形式) |
MagneticVarDeg |
磁北と真北の間の角度の差(0度から359.9度) |
MagneticVarDir |
磁北と真北の間の角度の差の方向(EまたはW) |
Mode |
GPSモード(N:データなし、A:自律方式、D:干渉測位方式、E:推定) |
データがGGAの場合:
データ |
説明 |
Utc |
GPSデータの受信時刻(hhmmss.ss形式) |
Latitude |
緯度(DMM形式) |
LatitudeDir |
緯度の方位(NまたはS) |
Longitude |
経度(DMM形式) |
LongitudeDir |
経度の方位(EまたはW) |
FixQuality |
位置特定品質(0:位置特定できない、1:標準測位サービスモード、2:干渉測位方式モード) |
SatellitesInUse |
使用衛星数 |
HDOP |
水平精度低下率 |
Altitude |
アンテナの海抜高さ(単位M) |
Undulation |
ジオイド高さ(単位M) |
Age |
最後に補正情報を受信してからの経過時間 |
StnID |
ステーションID |
データにGSAが含まれる場合:
データ |
説明 |
Mode |
モード(M:手動、A:自動) |
FixType |
特定タイプ(1:非サポート、2:2D、3:3D) |
SatellitesList |
衛星番号 |
PDOP |
位置精度低下率 |
HDOP |
水平精度低下率 |
VDOP |
垂直精度低下率 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
RMCかGGA |
使用しているGPSデバイスのデータの出力形式をRMCかGGAで選択 |
GSA |
使用しているGPSデバイスの出力データにGSAが含まれている場合に指定 |
デバイスID |
GPSID、何も設定されていないときは全てのGPSデバイスからのデータ出力を実行。GPSデバイスを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述することができます |
用語
-
RMS、GGA、GSA: GPSから出力されるNMEAフォーマットのセンテンスの種類のこと。GPSデバイスによってサポートされているセンテンスが異なります。センテンスは他にもGSV、VTGがあります。
-
DMM形式: dddmm.mmmmのデータ形式で、dddは度数、mm.mmmmは分数で、60進法ですので60分で1度となります。Googleマップで使用されている ddd.dddd度表記は、(度数 + 分数/60) で計算することが出来ます。
Zigbee Light
Zigbee Lightコンポーネントは、Zigbee LightのOn/Offならびに色と明るさの変更ができます。このコンポーネントを利用するにはあらかじめZigbee Lightをペアリングしておく必要があります。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
基本プロパティ |
「Zigbee Light」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
デバイスID |
On/OffするデバイスID。何も設定されていないときは全てのZigbee Lightに対してON/OFFを実行。Zigbee Lightを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述可能 |
オン |
On/Offの指定 |
カラー |
色の指定(赤、黄、緑、青から選択) |
輝度 |
明るさの選択(0〜100から選択) |
Gravio Distance
Gravio Distanceコンポーネントは、Gravio Distanceから距離を測定した値を取得できます。このコンポーネントを利用するにはあらかじめGravio Distanceをペアリングしておく必要があります。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
測定した距離が出力されます。物理IDを指定した場合や対象デバイスが1台の場合は値で、複数デバイスの場合は配列となります |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
デバイスID |
距離を測定するデバイスID。何も設定されていないときは全てのGravio Distanceに対して距離の測定を実行。Gravio Distanceを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述可能 |
実行エラー
エラーコード |
エラー |
説明 |
対策 |
ERR-10 |
low power |
電流不足 |
電源とセンサー間のUSBケーブルが正しく接続されていることを確認してください |
ERR-14 |
calculation error |
実行エラー |
もう一度実行してください |
ERR-15 |
weak signal |
弱い信号 |
デバイスを動かさないようにして、障害物を取り除いてください |
ERR-16 |
unstable laser transition |
レーザーが不安定 |
デバイスとターゲットオブジェクトを静止させてください |
ERR-18 |
ambient light too strong |
周囲光が強すぎる |
周囲光を減らしてください |
ERR-26 |
out of display range |
表示範囲外 |
もう一度実行してください |
Gravio Matrix
Gravio Matrixコンポーネントは、Gravio Matrixに文字または画像を設定できます。このコンポーネントを利用するにはあらかじめGravio Matrixをペアリングしておく必要があります。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
デバイスID |
文字または画像を設定、On/OffするデバイスID。何も設定されていないときは全てのGravio Matrixに対して実行。Gravio Matrixを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述可能 |
入力 |
“16x16 BMPファイル”、”ASCII”またはテンプレートを設定。テンプレートは”温度℃”、”温度°F”、”湿度%”、”気圧hPa”、”CO2濃度”、”開/閉”、”日付”、”時間”から選択 |
コンテンツ |
入力が”16×16 BMPファイル”の時はactmgr/data/iconsにBMPファイルを保存し、「コンテンツ」プロパティには”icons/BMPファイル名”と指定。”ASCII”の時はアルファベットで1文字または2文字を指定 |
フォントカラー |
色の指定(白、黒、赤、緑、青、自動から選択) |
オン |
On/Offの指定 |
輝度 |
明るさの選択(0〜100から選択) |
テンプレートを使用した表示
テンプレート |
説明 |
温度℃ |
温度(摂氏)センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力 |
温度°F |
温度(華氏)センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力 |
湿度% |
湿度センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力 |
気圧hPa |
気圧センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力 |
CO2濃度 |
CO2センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力 |
開/閉 |
ドアの開閉を表示。コンテンツには0:閉じる、1:開くのどちらかを入力 |
日付 |
現在の日付(月日)を表示。コンテンツにはPreMappingでcp.Content = now()と入力 |
時間 |
現在の時間(時分)を表示。コンテンツにはPreMappingでcp.Content = now()と入力 |
HTTP Request
HTTP Requestコンポーネントを使用すると、指定したURLへHTTPリクエストを送信することができます。HTTP Requestコンポーネントは入力ペイロードをプロパティに応じてHTTPリクエストのBodyコンテンツとしてHTTPリクエストを実行し、そのHTTPレスポンスのBodyを出力ペイロードに書き出します。
Content-Typeプロパティによるリクエスト時のBodyの内容
Content-Typeプロパティ |
リクエスト時のBodyの内容 |
なし |
入力ペイロードはBodyに設定されずにHTTPリクエストを実行 |
デフォルト |
入力ペイロードの型に応じてContent-Typeを自動で選択 |
文字列型 |
「text/plain; charset=utf-8」でPayloadを文字列としてHTTPリクエストを実行 |
JSON配列、JSONオブジェクト |
「application/json」として、Payloadをマーシャリングしたバイト列でHTTPリクエストを実行 |
バイト列 |
「application/octet-stream」にしてPayloadを文字列に変換したものをBodyとしてHTTPリクエストを実行 |
その他 |
「text/plain」にして文字列に変換したものをBodyとしてHTTPリクエストを実行 |
application/x-www-form-urlencoded |
入力ペイロードはJSONオブジェクト型として、キーと値を「=」ではさみ、それぞれを&で区切った形でBodyにした上で、HTTPリクエストを実行 |
multipart/form-data |
入力ペイロードはJSON Object型として、キーと値をマルチパートで区切り、Content-Typeのmultipart/form-dataはバウンダリを自動的に付加してHTTPリクエストを実行 |
その他の任意に入力されたContent-Type |
入力されたContent-Typeで入力ペイロードをバイト列にしたものをBodyとして出力 |
入力と出力のペイロード
入力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
HTTPリクエストのBody |
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
HTTPレスポンスのContent-Typeヘッダが”application/json”の場合はJSON型、”text/*“でcharsetが指定されている場合は文字列として、その他のContent-Typeヘッダの場合はバイト列のまま格納 |
cv.RawBody |
HTTPレスポンスのBodyをバイト列のまま格納 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
HTTPメソッド |
GET、POST、HEAD、PUT、DELETE |
URL |
HTTPリクエストを送信するURL |
Content-Type |
HTTPヘッダのContent-Type |
認証方式 |
なし、ベーシック認証、ベーシック/ダイジェスト認証、Bearer認証 |
ユーザ名 |
ベーシック認証ユーザ名 |
パスワード |
ベーシック認証パスワード |
トークン |
Bearerトークン |
リトライ回数 |
サーバとのコネクションが確立できないエラー、HTTPレスポンスが受信できないエラー、HTTPレスポンスが500以上、408と429の場合にリトライをする回数 |
リトライ間隔 |
リトライする場合の次にリトライするまでの間隔値 |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
プロキシURL |
Proxy利用時のURL |
プロキシユーザ名 |
Proxy利用時のユーザ名 |
プロキシパスワード |
Proxy利用時のパスワード |
リクエスト/レスポンスダンプ |
なし、Bodyなし、Bodyあり |
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.Payload |
レスポンスのbody |
cv.StatusCode |
リクエスト結果 |
cv.Headers |
レスポンスのヘッダー |
cv.ContentLength |
レスポンスの長さ |
Join
Joinコンポーネントは、複数の入力ペイロードを配列にまとめて出力します。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
結合された配列 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
キャパシティ |
出力される値をいくつの入ってきた内容でまとめて出力するかを指定 |
LINE Push
LINE Pushアクションコンポーネントは、LINE Messaging APIを使用して、プロパティに指定されたメッセージを公式LINEアカウントからポストすることができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
Send to All |
登録されている全ユーザにメッセージを送信 |
|
Recipient ID |
特定のユーザにメッセージを送信 |
|
Message Type |
ペイロード(テキスト)、テキスト、スタンプ、画像、ビデオ、または音声から選択 |
|
Text |
Message Typeで「テキスト」を選択した場合、LINEにポストするテキストメッセージを指定 |
“The current temperature is “+cv.Payload+” degrees” |
Package ID |
Message Typeで「スタンプ」を選択した場合、Sticker IDと一緒に送信するスタンプを指定 |
446 |
Sticker ID |
Message Typeで「スタンプ」を選択した場合、Package IDと一緒に送信するスタンプを指定 |
1988 |
File URL |
Message Typeで「画像」、「ビデオ」、または「音声」を選択した場合、LINEにポストするファイルURLを指定 |
|
Preview Image URL |
Message Typeで「画像」または「ビデオ」を選択した場合、LINEにポストするプレビュー画像URLを指定 |
|
Timeout |
APIタイムアウト |
|
Token |
LINE Messaging API用に発行されたチャネルアクセストークン |
|
LINE Notify
LINE Notifyアクションコンポーネントは、LINE Notifyサービスを使用して、コンポーネントのプロパティに指定されたメッセージをポストすることができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
メッセージ |
LINEに投稿するメッセージ文字列 |
“現在の気温は”+cv.Payload+”度です” |
パッケージID |
メッセージと一緒にスタンプを送信。スタンプIDと一緒に指定 |
446 |
スタンプID |
メッセージと一緒にスタンプを送信。パッケージIDと一緒に指定 |
1988 |
イメージファイル |
メッセージと一緒に画像を送信。JPEGまたはPNGファイルのファイルパスを指定 |
image.jpg |
タイムアウト |
APIのタイムアウト |
|
トークン |
LINE Notifyサービスで発行したアクセストークン |
|
LINE WORKS
LINE WORKSコンポーネントは、LINE WORKSを使用してコンポーネントのプロパティに指定されたメッセージをポストすることができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
基本プロパティ |
「LINE WORKS Bot Connection」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
|
メッセージ |
LINE WORKSに投稿するメッセージ文字列 |
“現在の気温は”+cv.Payload+”度です” |
パッケージID |
メッセージと一緒にスタンプを送信。スタンプIDと一緒に指定 |
446 |
スタンプID |
メッセージと一緒にスタンプを送信。パッケージIDと一緒に指定 |
1988 |
イメージファイル |
メッセージと一緒に画像を送信。JPEGまたはPNGファイルのファイルパスを指定 |
image.jpg |
ファイル |
メッセージと一緒にファイルを送信。拡張子がbat、cmd、com、cpl、exe、scr、js、vbs、wsf、htaのものは送信できません |
|
送信先種類 |
メッセージを送信する送信先をメンバーアカウントかトークルームIDを選択 |
|
送信先ID |
送信先種類で選択したメンバーアカウントかトークルームIDを指定 |
メンバーアカウントの場合aaaa@bbbb、トークルームIDの場合12345 |
タイムアウト |
APIのタイムアウト |
|
OAuth2クライアントID |
LINE WORKS Developer ConsoleからAPI 2.0のClient IDを指定 |
|
OAuth2クライアントシークレット |
LINE WORKS Developer ConsoleからClient Secretを指定 |
|
OAuth2リダイレクトURL |
LINE WORKS Developer ConsoleからRedirect URLを指定 |
|
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
|
Bot No |
LINE WORKS Developer ConsoleからBot Noを指定 |
|
Mail Send
Mail Sendコンポーネントは、電子メールを送信します。入力ペイロードをメール本文としてメールを送信します。
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.Payload |
Mailの本文にいれる内容をこの変数に設定 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
宛先 |
送信先のメールアドレスを指定 |
Cc |
Ccのメールアドレスを指定 |
Bcc |
Bccのメールアドレスを指定 |
件名 |
メールの件名を指定 |
差出人 |
送信元メールアドレスを指定 |
添付ファイル |
添付ファイルを指定 |
メッセージはHTML |
メッセージ本文をHTMLとして送信 |
ホスト名 |
SMTPサーバホスト名 |
ポート番号 |
SMTPサーバのポート番号 |
認証方式 |
先進認証(OAuth2)または基本認証(SMTP) |
ユーザ名 |
SMTPサーバへのログインユーザ名 |
パスワード |
SMTPサーバへのログインパスワード |
OAuth2クライアントID |
クライアントID |
OAuth2クライアントシークレット |
クライアントシークレット |
OAuth2リダイレクトURL |
リダイレクトURL |
OAuth2スコープ |
スコープ |
OAuth2認可URL |
認可URL |
OAuth2トークンURL |
トークンURL |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
MQTT Publish
MQTTパブリッシャー・アクション・コンポーネントを使用すると、MQTT PubSubシステム内のトピックにメッセージをパブリッシュできます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
トピック |
MQTTのトピック |
|
クライアントID |
MQTTのクライアントID |
|
QoS |
QoS値 0,1,2から選択します |
|
Retain |
Retainフラグ |
|
タイムアウト |
タイムアウト |
通常は変更する必要はありません |
URL |
MQTTサーバのurl |
ssl://のスキーマで指定します。sslを使用しないときはホスト名(IPアドレス)のみを指定します |
ポート |
MQTTサーバのポート |
|
ユーザ名 |
MQTTサーバへの認証 |
認証を設定している場合に指定します |
パスワード |
MQTTサーバへの認証 |
認証を設定している場合に指定します |
証明書 |
X.509のcertificate based authenticationの証明書 |
|
秘密鍵 |
X.509のcertificate based authenticationの秘密鍵 |
|
秘密鍵パスフレーズ |
秘密鍵のパスフレーズ |
|
ルート証明書 |
証明書のルート証明書 |
|
SQL Server Exec
SQL Server Execcコンポーネントは、SQL Serverに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。SQL Server 2005以上に対応しています。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
SQL |
実行するSQL文を指定 |
バルクモード |
SQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択 |
バルクサイズ |
バルクモードを使用する場合にそのサイズを指定します |
ホスト |
SQL Serverのホストを指定 |
ポート |
SQL Serverのポートを指定 |
ユーザ名 |
SQL Serverのユーザ名を指定 |
パスワード |
SQL Serverのパスワードを指定 |
データベース |
データベースを指定 |
Encrypt |
通信の暗号化を指定 |
TrustServerCertificate |
SQL Serverのサーバー証明書を信頼するか選択 |
ルート証明書 |
使用するルート証明書を指定 |
SQL Server Query
SQL Server Queryコンポーネントは、SQL Serverに対してクエリー文を実行してデータを取得することができます。SQL Server 2005以上に対応しています。
出力ペイロード
出力形式 |
説明 |
配列形式 |
条件に一致した各レコードを配列形式で出力 |
オブジェクト形式 |
条件に一致した各レコードをJSONオブジェクト形式で出力 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
SQL |
実行するSQL文を指定 |
出力形式 |
配列形式かオブジェクト形式を選択 |
ホスト |
SQL Serverのホストを指定 |
ポート |
SQL Serverのポートを指定 |
ユーザ名 |
SQL Serverのユーザ名を指定 |
パスワード |
SQL Serverのパスワードを指定 |
データベース |
データベースを指定 |
Encrypt |
通信の暗号化を指定 |
TrustServerCertificate |
SQL Serverのサーバー証明書を信頼するか選択 |
ルート証明書 |
使用するルート証明書を指定 |
MSTeams Send Message
MSTeams Send Messageアクションコンポーネントは、マイクロソフト Teams APIを使用して、コンポーネントのプロパティに指定されたチャネルにメッセージをポストすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
Incoming Webhook URL |
TeamsAPIのurl |
|
Message |
送信するメッセージ |
“現在の気温は”+cv.Payload+”度です” |
タイムアウト |
APIのタイムアウト |
通常は変更する必要はありません |
MySQL Exec
MySQL Execcコンポーネントは、MySQLに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。MySQL 5.6以上に対応しています。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
SQL |
実行するSQL文を指定 |
バルクモード |
SQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択 |
バルクサイズ |
バルクモードを使用する場合にそのサイズを指定 |
ホスト |
MySQLのホストを指定 |
ポート |
MySQLのポートを指定 |
ユーザ名 |
MySQLのユーザ名を指定 |
パスワード |
MySQLのパスワードを指定 |
データベース |
データベースを指定 |
タイムゾーン |
データベースのタイムゾーンを指定 |
TLS |
通信の暗号化を指定 |
ルート証明書 |
使用するルート証明書を指定 |
MySQL Query
MySQL Queryコンポーネントは、MySQLに対してクエリー文を実行してデータを取得することができます。MySQL 5.6以上に対応しています。
出力ペイロード
出力形式 |
説明 |
配列形式 |
条件に一致した各レコードを配列形式で出力 |
オブジェクト形式 |
条件に一致した各レコードをJSONオブジェクト形式で出力 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
SQL |
実行するSQL文を指定 |
出力形式 |
配列形式かオブジェクト形式を選択 |
ホスト |
MySQLのホストを指定 |
ポート |
MySQLのポートを指定 |
ユーザ名 |
MySQLのユーザ名を指定 |
パスワード |
MySQLのパスワードを指定 |
データベース |
データベースを指定 |
タイムゾーン |
データベースのタイムゾーンを指定 |
TLS |
通信の暗号化を指定 |
ルート証明書 |
使用するルート証明書を指定 |
OpenAICompletion
OpenAICompletionコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。与えられたプロンプトに対する補完を返します。チャットベースの機能はOpenAIChatコンポーネントを使用してください。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
基本プロパティ |
「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
|
API Key |
API Key |
|
Organization Id |
組織ID |
|
User |
ユーザー名 |
|
Model |
使用するモデル名の選択または手入力 |
Text Davinci 003, Text Davinci 002, Text Curie 001, Text Babbage 001, Text Ada 001 |
Temperature |
サンプリング温度 0〜1で指定 |
|
Prompt |
プロンプト |
|
Suffix |
接尾辞 |
|
Max Tokens |
生成されるトークンの最大数 |
|
Top-P |
核サンプリングを0〜1で指定。デフォルトは1 |
|
N |
プロンプトごとに生成する回答数 |
|
Log Probabilities |
最も可能性の高いトークンのログ確率と、選択したトークンを含めます |
|
Echo |
回答にプロンプトを追記 |
|
Stop |
トークンの生成を停止する文字列 |
|
Presence Penalty |
既に出てきた単語をもう一度使うかどうかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0 |
|
Frequency Penalty |
出てきた回数が多いほどペナルティを与えるかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0 |
|
Best Of |
候補回答の数を制御。返す数を指定しますがbest_ofはNより大きい必要があります |
|
Logit Bias |
指定されたトークンが表示される可能性を変更するパラメータ |
|
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
OpenAI Completion APIからのレスポンスをそのまま格納 |
OpenAIChat
OpenAIChatコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。OpenAIChatはチャット補完に特化した言語モデルを使用しています。複数のやりとりをする会話を簡単にするように設計されているチャットベースの機能を呼び出すことが出来ます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
基本プロパティ |
「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
|
API Key |
API Key |
|
Organization Id |
組織ID |
|
User |
ユーザー名 |
|
Model |
使用するモデル名の選択または手入力。使用出来るモデルはOpenAIとの契約により異なります |
GPT 3.5 Turbo, GPT 3.5 Turbo 16k, GPT 4, GPT 4 32k |
System Message |
役割の設定 |
|
User Message Sample Input |
ユーザーからの質問の例を指定 |
|
Assistant Message Sample Input |
回答の例を指定 |
|
User Message |
ユーザーからの質問 |
|
Temperature |
サンプリング温度 0〜1で指定 |
|
Max Tokens |
レスポンスの最大トークン数 |
|
Top-P |
核サンプリングを0〜1で指定。デフォルトは1 |
|
N |
プロンプトごとに生成する回答数 |
|
Log Probabilities |
最も可能性の高いトークンのログ確率と、選択したトークンを含めます |
|
Stop |
トークンの生成を停止する文字列 |
|
Presence Penalty |
既に出てきた単語をもう一度使うかどうかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0 |
|
Frequency Penalty |
出てきた回数が多いほどペナルティを与えるかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0 |
|
Logit Bias |
指定されたトークンが表示される可能性を変更するパラメータ |
|
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
OpenAI Chat APIからのレスポンスをそのまま格納 |
OpenAIImage
OpenAIImageコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。OpenAIImageは入力されたプロンプトから画像を生成する機能を呼び出すことが出来ます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
基本プロパティ |
「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
|
API Key |
API Key |
|
Organization Id |
組織ID |
|
User |
ユーザー名 |
|
Model |
モデルをDALLE-2とDALLE-3から選択 |
|
Operation |
処理を画像生成、画像編集、類似画像生成から選択 |
Create Image, Edit Image, Make Image Variation |
Prompt |
プロンプト(処理が画像生成か画像編集のみ) |
|
Image File |
画像PNGファイル(処理が画像編集か類似画像生成のみ) |
|
Mask File |
マスクPNGファイル 4MB未満でImage Fileと同じサイズの画像を使用(処理が画像編集のみ) |
|
n |
プロンプトごとに生成する回答数 |
|
Image Size |
生成する画像サイズ |
1024px by 1024px, 512px by 512px, 256px by 256px |
Response Format |
生成データフォーマット |
File URL, Base64 |
Quality |
StandardとHigh Definitionから選択(ModelがDALLE-3のみ) |
|
Style |
VividとNaturalから選択(ModelがDALLE-3のみ) |
|
Filename |
出力ファイル名(生成データフォーマットがファイルのみ) |
|
File Overwrite |
出力ファイルの上書き(生成データフォーマットがファイルのみ)。ファイルを上書きしない場合で同一ファイル名が存在すると末尾に「-N」を付けて保存 |
|
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
Response Formatプロパティがファイルの場合は書き出したファイルのファイルパス、URLの場合はURL、Base64の場合は生成してデータをBase64でエンコードしたデータを格納 |
OpenAIAudio
OpenAIAudioコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。OpenAIAudioは入力された音声ファイルから文字起こしを行う機能を呼び出すことが出来ます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
基本プロパティ |
「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定 |
|
API Key |
API Key |
|
Organization Id |
組織ID |
|
User |
ユーザー名 |
|
Operation |
処理を文字起こし、翻訳から選択 |
Transcribe, Translation |
Model |
使用するモデル名を選択または手入力 |
Whisper-1 |
Audio File |
音声ファイル名 |
|
Language |
音声の言語 ISO-639-1形式で指定。デフォルトは英語です |
ja, en |
Prompt |
プロンプト |
|
Temperature |
サンプリング温度 0〜1で指定 |
|
Response Format |
出力データフォーマットをJSON、詳細なJSON、テキスト、SRTファイル、VTTファイルから選択 |
JSON, Verbose JSON, Text, srt, vtt |
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
Response Formatプロパティで指定した内容を格納 |
Parallel
Parallelコンポーネントは実行しているアクションも継続して実行しながら、別のアクションも実行するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
アクションID |
実行するアクションID |
アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。
Parallel If
Parallel Ifコンポーネントは条件に合う場合に実行しているアクションも継続して実行しながら、別のアクションも実行するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。
別のアクションの処理をさせるかの条件を式で入力することができます。trueの時は別のアクションも実行し、falseの時は別のアクションを実行しません。別のアクションを実行しない場合でもアクションの処理は継続します。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
アクションID |
実行するアクションID |
条件式 |
アクションを実行する条件 |
条件例:
- Payloadが数値系:
cv.Payload > 10
- 文字列系:
cv.Payload =~ "^abc"
- JSON配列:
cv.Payload[1] > 10
- JSON Object:
cv.Payload.key1 == "abc"
アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。
PATLITE
PATLITEアクションコンポーネントは、パトライト社製のネットワーク対応監視塔のライトを制御したり、音声を再生したりすることができます。監視塔はHTTPコマンドに対応している必要があります。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
IPアドレス |
監視塔のIPアドレス |
|
赤 |
赤のランプを制御 |
消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし |
黄 |
黄色のランプを制御 |
消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし |
緑 |
緑のランプを制御 |
消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし |
青 |
青のランプを制御 |
消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし |
白 |
白のランプを制御 |
消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし |
MP3再生 |
チェックすると音声を再生 |
|
再生チャンネル |
再生するチャンネルを数字で指定。詳しくは機器のマニュアルを参照 |
65 |
リピート |
追加の繰り返し再生回数を指定。繰り返さない場合は空白のままにしてください |
1を指定すると2回再生されます |
タイムアウト |
タイムアウト |
通常は変更する必要はありません |
Philips Hue
このコンポーネントでは、特定のPhilips Hueライトの設定を変更できます。色と不透明度を指定し、ブリッジのIPアドレス、ユーザーID、ライトIDを設定する必要があります。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
On |
On/Offの指定 |
|
カラー |
R,G,B,不透明度の順に00からFFまでの16進数でそれぞれの値を指定 |
FFFFFFFF |
カラーループ |
色を一定時間ごとに切り替える |
|
IPアドレス |
Philips HueのIPアドレス |
|
ユーザーID |
Philips Hueのユーザ ID |
|
ライトID |
Philips HueのライトIDを指定。Light IDの値は「1」から設定される番号になります |
|
PostgreSQL Exec
PostgreSQL Execcコンポーネントは、PostgreSQLに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。PostgreSQL 11以上に対応しています。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
SQL |
実行するSQL文を指定 |
バルクモード |
SQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択 |
バルクサイズ |
バルクモードを使用する場合にそのサイズを指定します |
ホスト |
PostgreSQLのホストを指定 |
ポート |
PostgreSQLのポートを指定 |
ユーザ名 |
PostgreSQLのユーザ名を指定 |
パスワード |
PostgreSQLのパスワードを指定 |
データベース |
データベースを指定 |
タイムゾーン |
データベースのタイムゾーンを指定 |
SSLMode |
通信の暗号化を指定 |
ルート証明書 |
使用するルート証明書を指定 |
PostgreSQL Query
PostgreSQL Queryコンポーネントは、PostgreSQLに対してクエリー文を実行してデータを取得することができます。PostgreSQL 11以上に対応しています。
出力ペイロード
出力形式 |
説明 |
配列形式 |
条件に一致した各レコードを配列形式で出力 |
オブジェクト形式 |
条件に一致した各レコードをJSONオブジェクト形式で出力 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
SQL |
実行するSQL文を指定 |
出力形式 |
配列形式かオブジェクト形式を選択 |
ホスト |
PostgreSQLのホストを指定 |
ポート |
PostgreSQLのポートを指定 |
ユーザ名 |
PostgreSQLのユーザ名を指定 |
パスワード |
PostgreSQLのパスワードを指定 |
データベース |
データベースを指定 |
タイムゾーン |
データベースのタイムゾーンを指定 |
SSLMode |
通信の暗号化を指定 |
ルート証明書 |
使用するルート証明書を指定 |
Sensor Data DB
SensorDataDBコンポーネントは、CoordinatorまたはHubKitに格納されているセンサデータを取得することができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
条件に一致した各レコードをJSON Object型をレコード毎に出力します |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
Coordinator |
Coordinatorのデータを取得する場合に指定 |
HubId |
HubId(Coordinatorからデータを取得する場合)を指定 |
エリア |
エリア名を指定 |
レイヤー |
レイヤー名を指定 |
デバイスID |
デバイスIDを指定 |
From Previous |
取得する数 |
タイムスケール |
取得する最新データの単位(レコード、ミリ秒、秒、分、時、日、週、月、年から選択) |
全てのレコード |
From Previousとタイムスケールの条件を無効にして全てのレコードを取得 |
時間を丸める |
データを丸めて取得(下記を参照)タイムスケールがレコードの時は無効 |
フィルター式 |
Filterコンポーネントのように式でペイロードを出力させるかを選べるようにします |
時間を丸める
コンポーネントが実行された日時を指定されたタイムスケール(取得する最新データの単位)で丸め、From Previous(取得する数)で指定された値分遡ってデータを取得します。
Sensor Data DB If Zero
SensorDataDBIfZeroコンポーネントは1行も検索されなかった場合に入力ペイロードを出力ペイロードとして出力します。1行でもレコードがあった場合は、何も出力しません。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
1行も検索されなかった場合に入力ペイロードを出力ペイロードとして出力します |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
エリア |
エリア名を指定 |
レイヤー |
レイヤー名を指定 |
デバイスID |
デバイスIDを指定 |
From Previous |
取得する数 |
タイムスケール |
取得する最新データの単位(レコード、ミリ秒、秒、分、時、日、週、月、年から選択) |
全てのレコード |
From PreviousとTimescaleの条件を無効にして全てのレコードを取得 |
時間を丸める |
直近の秒、分、時、日、週、月、年で丸めた時刻からコンポーネントが実行される直前までのデータを取得 |
時間を丸める |
データを丸めて取得(下記を参照)タイムスケールがレコードの時は無効 |
フィルター式 |
Filterコンポーネントのように式でペイロードを出力させるかを選べるようにします |
Slack Post Message
Slack Post Messageアクションコンポーネントは、SlackAPIを使用して、コンポーネントのプロパティにしてされたSlackチャンネルにメッセージをポストすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
チャンネル |
Slackのチャンネルを指定 |
テキスト |
送りたいメッセージテキストを指定 |
タイムアウト |
送信タイムアウト時間の指定 |
トークン |
Slackで設定されたOAuth Access Token |
Slack Files Upload
Slack Files Uploadアクションコンポーネントは、SlackAPIを使用して、コンポーネントのプロパティにしてされたSlackチャンネルにメッセージとファイルをポストすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
メッセージと一緒に送信するファイルを指定 |
タイトル |
ファイルのタイトルを指定 |
チャンネル |
Slackのチャンネルを指定 |
コメント |
送りたいメッセージテキストを指定 |
タイムアウト |
送信タイムアウト時間の指定 |
トークン |
SlackのOAuth Access Token |
Slack Files Upload2
Slack Files Uploadアクションコンポーネントは、SlackAPIを使用して、コンポーネントのプロパティにしてされたSlackチャンネルにメッセージとファイルをポストすることができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
メッセージと一緒に送信するファイルを指定 |
タイトル |
ファイルのタイトルを指定 |
チャンネル |
Slackのチャンネルを指定。チャンネルは#channels、@peopleとチャンネルIDを指定可能 |
コメント |
送りたいメッセージテキストを指定 |
タイムアウト |
送信タイムアウト時間の指定 |
トークン |
SlackのUser OAuth Token |
Sleep
Sleepアクションコンポーネントでは、アクションの2つのステップの間にポーズを挿入できます。入力された数字は、アクションが一時停止する時間(ミリ秒)です。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
待ち時間 |
ポースする時間をミリ秒で指定 |
SORACOMDataPost
SORACOM Data Postコンポーネントは、SORACOMのHarvestにデータを送信することができます。
入力と出力のペイロード
入力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
送信するデータ。Harvestで利用できる形式はHarvestのドキュメントを参照 |
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
HTTPレスポンスのContent-Typeヘッダにより適切な形式で格納 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
Content-Type |
HTTPヘッダのContent-Type |
タイムスタンプ |
データの日付 |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.Payload |
レスポンスのbody |
cv.StatusCode |
リクエスト結果 |
cv.Headers |
レスポンスのヘッダー |
cv.ContentLength |
レスポンスの長さ |
SORACOMFileUpload
SORACOM File Uploadコンポーネントは、SORACOMのHarvestにファイルを送信することができます。
入力と出力のペイロード
入力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
入力プロパティがペイロードの場合はデータ。Harvestで利用できる形式はHarvestのドキュメントを参照ください |
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
HTTPレスポンスのContent-Typeヘッダにより適切な形式で格納されます |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
入力 |
ペイロードまたはファイル名 |
ファイル名 |
入力プロパティがファイル名の場合に送信するファイル名 |
Content-Type |
HTTPヘッダのContent-Type |
Harvestフォルダ名 |
Harvest側の保存先フォルダ名。空の場合はrootフォルダで保存されます |
Harvestファイル名 |
Harvest側の保存先ファイル名 |
タイムアウト |
HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値 |
コンポーネント変数
コンポーネント変数 |
説明 |
cv.Payload |
レスポンスのbody |
cv.StatusCode |
リクエスト結果 |
cv.Headers |
レスポンスのヘッダー |
cv.ContentLength |
レスポンスの長さ |
Harvestフォルダ名で使用できるプレースホルダー
Harvestフォルダ名には以下のプレースホルダーが使用できます:
プレースホルダー |
説明 |
:imsi: |
IoT SIMのIMSI |
:time: |
ファイルを送信したUNIX時間(ミリ秒) |
Sound Effect
効果音を鳴らすことができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
効果音 |
効果音を指定。”warning1”, “warning2”, “decision3”, “decision4”から選択 |
Sound Play
指定したmp3ファイルを再生することができます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
ファイル入力の場合のファイル名を指定 |
Split
Splitコンポーネントは入力ペイロードが文字列なら改行毎に、JSON配列なら要素毎に分割して次のコンポーネントに渡すコンポーネントです。Splitコンポーネントでは分割後の出力データを次にコンポーネントに渡すかどうかのフィルタ機能があります。
条件を式で入力することができます。以下の2つの変数がこのコンポーネントの条件式内で利用できます:
変数名 |
変数の意味 |
Value |
分割後の出力データ |
Index |
何番目の出力データかを表す |
条件例:
- abcで始まる行(JSON配列の場合は要素)だけを次のコンポーネントに渡す:
Value =~ "^abc"
- 偶数番目の行だけを渡す:
Index % 2 == 0
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
条件式 |
条件式を記述(条件は正規表現の記述も可能) |
エンコーディング |
文字エンコーディングを指定 |
Statistics
Statisticsコンポーネントは、指定された値で統計(最低値(Min)、最高値(Max)、平均(Mean/Average)、中央値(Median)、標準偏差(StandardDeviation)、合計(Sum)、最頻値(Mode))をコンポーネント変数に付加します。
出力ペイロード・変数
出力ペイロード・変数 |
説明 |
cv.Payload |
容量=0の場合は、前のコンポーネントの出力ペイロードが配列として出力されます。容量=0以外場合は、前のコンポーネントの出力ペイロードが容量分がまとめられて配列として出力されます |
cv.Statistics.Average |
平均 |
cv.Statistics.Count |
除外されずに統計に入った値の数 |
cv.Statistics.Max |
最高値 |
cv.Statistics.Mean |
平均 |
cv.Statistics.Median |
中央値 |
cv.Statistics.Min |
最低値 |
cv.Statistics.Mode |
最頻値 |
cv.Statistics.StandardDeviation |
標準偏差 |
cv.Statistics.Sum |
合計 |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
容量 |
指定された数までためて統計を出力する |
値式 |
統計を取る値の式 |
Template
Templateコンポーネントは、指定されたテンプレートから文字列(テキスト)を生成するコンポーネントです。テンプレート構文としてはGoのtext/templateで説明されている構文が利用できます。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
テンプレート文字列で変数部分が変数の値で置換された内容で生成された文字列(テキスト) |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
Syntax |
テキストまたはHTMLを指定 |
テンプレート |
置換される変数を含む文字列 |
Transformコンポーネントは Pre MappingとPost Mappingを処理するコンポーネントです。入力と出力のデータを変換する時に使用する専用のコンポーネントです。
出力ペイロード
出力ペイロード |
説明 |
cv.Payload |
前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー) |
Twilio SMS
Twilio SMSアクションコンポーネントは、Twilioサービスを使用して、コンポーネントのプロパティに指定されたメッセージを携帯電話のSMSにポストすることができます。
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
例 |
To |
送信先の電話番号。国番号から始めます(日本の場合81) |
8108012345678 |
From |
発信元の電話番号。国番号から始めます(アメリカの場合1)。日本の番号ではSMSを送ることはできません |
|
メッセージ |
SMSに投稿するメッセージ文字列 |
“現在の気温は” + cv.Payload + “℃です” |
Timeout |
APIのタイムアウト |
|
アカウントSID |
TwilioサービスのアカウントSID |
|
AuthToken |
TwilioサービスのAUTHTOKEN |
|
WhatsAppへのメッセージの送信方法
WhatsApp等へのメッセージ送信の仕様についてはTwilioのProgrammable Messaging APIを参照してください。この機能を利用するには、Twilio Sandbox for WhatsAppを有効にする必要があります。
Write To Excel (365)
WriteToExcel365コンポーネントは、データをExcel形式でMicrosoft365に出力することができます。このコンポーネントを使用するには、Microsoft365 for Businessの契約と事前設定が必要です。
入力ペイロード
入力ペイロード |
例 |
JSON配列ペイロードの例 |
[[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]] |
JSON Objectのペイロードの例 |
[{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}] |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
出力するExcelのファイル名を指定 |
シート名 |
データを出力するシート名を指定 |
書込モード |
新しいファイル(New File)を作成するか、セルを更新(Overwrite)するか、行を追加(Append)するかを指定 |
出力ヘッダー |
データを出力するときにヘッダーも出力するかを選択 |
出力フィールド順 |
ステップ出力のカラムのうち、Excelのどの列に出力するかを指定します |
スタート列 |
出力する最初の列を指定します |
スタート行 |
出力する最初の行を指定します |
認証方式 |
先進認証(OAuth2)または基本認証(パスワード) |
非公開アプリ |
先進認証の場合、クライアントシークレットを使用する場合に指定 |
クライアントId |
アプリケーションIDを指定 |
テナントId |
ディレクトリ(テナント)IDを指定 |
インスタンス |
(変更しません) |
ユーザー名 |
基本認証の場合、Microsoft365 Businessのアカウントを指定 |
パスワード |
基本認証の場合、Microsoft365 Businessのアカウントのパスワードを指定 |
OAuth2クライアントシークレット |
先進認証の場合、AzureからClient Secretを指定 |
OAuth2リダイレクトURL |
先進認証の場合、AzureからRedirect URLを指定 |
OAuth2スコープ |
(変更しません) |
OAuth2アクセストークン |
トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能 |
Write To Excel (Local)
WriteToExcelLocalコンポーネントは、データをExcel形式でxlsxファイルに出力することができます。
入力ペイロード
入力ペイロード |
例 |
JSON配列ペイロードの例 |
[[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]] |
JSON Objectのペイロードの例 |
[{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}] |
プロパティ
プロパティ名 |
説明 |
ファイル名 |
ファイル出力の場合のファイル名を指定 |
シート名 |
データを出力するシート名を指定 |
書込モード |
新しいファイル(New File)を作成するか、セルを更新(Overwrite)するか、行を追加(Append)するかを指定 |
出力ヘッダー |
データを出力するときにヘッダも出力するかを選択 |
出力フィールド順 |
入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙します |
スタート列 |
出力する最初の列を指定します |
スタート行 |
出力する最初の行を指定します |