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Gravio アクションコンポーネント リファレンス

このドキュメントは、Gravio プラットフォームで使用できる様々なアクションコンポーネントの機能と使い方を説明します。各コンポーネントは特定の機能を持ち、アクションフローの中で組み合わせることで、センサーデータの処理や外部サービスとの連携など様々な処理を実現できます。

目次

  1. Amazon Polly Speech
  2. Aqara Smart Plug
  3. AWS S3 Download
  4. AWS S3 Upload
  5. BindingOnOff
  6. Box List
  7. Box Download
  8. Box Upload
  9. BrightSign
  10. Call
  11. Call If
  12. Camera Take Photos
  13. Camera Take Video
  14. Chatwork
  15. Chromecast
  16. Claude
  17. CSV Read
  18. CSV Write
  19. CSV File Write
  20. Exec
  21. Execute Inference Model
  22. File Copy
  23. File Delete
  24. File List
  25. File Read
  26. File Rename
  27. File Write
  28. Filter
  29. GCS Upload
  30. GCS Download
  31. Google Analytics Send Event
  32. GoogleDriveList
  33. GoogleDriveDownload
  34. GoogleDriveUpload
  35. Go To
  36. Go To If
  37. GPS
  38. Zigbee Light
  39. Gravio Distance
  40. Gravio Matrix
  41. HTTP Request
  42. Join
  43. LINE Push
  44. LINE Notify
  45. LINE WORKS
  46. Mail Send
  47. MQTT Publish
  48. SQL Server Exec
  49. SQL Server Query
  50. MSTeams Send Message
  51. MySQL Exec
  52. MySQL Query
  53. OpenAICompletion
  54. OpenAIChat
  55. OpenAIImage
  56. OpenAIAudio
  57. Parallel
  58. Parallel If
  59. PATLITE
  60. Philips Hue
  61. PostgreSQL Exec
  62. PostgreSQL Query
  63. Sensor Data DB
  64. Sensor Data DB If Zero
  65. Slack Post Message
  66. Slack Files Upload
  67. Slack Files Upload2
  68. Sleep
  69. SORACOMDataPost
  70. SORACOMFileUpload
  71. Sound Effect
  72. Sound Play
  73. Split
  74. Statistics
  75. Template
  76. Transform
  77. Twilio SMS
  78. Write To Excel (365)
  79. Write To Excel (Local)

Amazon Polly Speech

Amazon Pollyは入力テキストをスピーチに変換して音声として再生します。

プロパティ

プロパティ名 説明
テキスト 喋らせたいメッセージテキストを指定
音声 話者の音声のタイプを指定。テキストの言語と同じ言語の音声タイプを選択
音声エンジン 標準 または ニューラルのいずれか
音声処理 再生 または ファイル保存 のいずれか
ファイル名 音声をファイルに保存する場合のファイル名
タイムアウト 送信タイムアウト時間の指定
アクセスキーID AWSから取得したアクセスキー
シークレットアクセスキー AWSから取得したシークレットアクセスキー
リージョン 利用するAWSのリージョンを指定

注意: 音声エンジンがニューラルエンジン(NTTS)に対応していない場合はValidationExceptionが発生します。

Aqara Smart Plug

このコンポーネントでは、Aqaraスマートプラグを On/Offすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力します (パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「Aqaraスマートプラグ」カテゴリーの基本プロパティを指定
デバイスID On/Offするデバイス ID。何も設定されていないときは全てのAqaraスマートプラグに対して ON/OFFを実行します。複数使用する場合はカンマ区切りで記述可能
On On/Offの指定. cp.Onに指定する値は “true” または “false”

AWS S3 Download

AWSのS3にあるファイルを HubKit内で利用したいときに、S3からファイルをダウンロードするときに利用できるコンポーネントです。ファイルは Action ManagerのDataディレクトリに保存されます。

プロパティ

プロパティ名 説明
出力 Action プログラム内の Payloadに保持するか、ファイルとして保持するかを指定。cp.Outputに設定される値は “Payload”, “File” のいずれか
ファイル名 ファイルとして保持する場合のファイル名
バケット AWS S3でのバケット名
オブジェクトキー AWS S3でのオブジェクトキー
タイムアウト 送信タイムアウト時間の指定
アクセスキー ID AWSから取得したアクセスキー
シークレットアクセスキー AWSから取得したシークレットアクセスキー
リージョン 利用するAWSのリージョンを指定

※ファイルパスを指定しないファイルの保存先はactmgr/dataとなります。

AWS S3 Upload

AWS S3 UploadはAmazon S3にファイルをアップロードします。ファイルはアクションのデータフォルダのファイルが対象となります。

プロパティ

プロパティ名 説明
入力 Action プログラム内の Payloadから読み込むか、ファイルから読み込むかを指定。cp.Inputの値で設定する場合は、”Payload”, “File”のいずれか
ファイル名 入力ファイル名
バケット アップロードする AWS S3でのバケット名
オブジェクトキー AWS S3でのオブジェクトキー
ACL AWS S3でのACLの権限
ストレージクラス AWS S3でのストレージの種類
タイムアウト 送信タイムアウト時間の指定
アクセスキー ID AWSから取得したアクセスキー
シークレットアクセスキー AWSから取得したシークレットアクセスキー
リージョン 利用するAWSのリージョンを指定

BindingOnOff

エリア/レイヤーに接続しているデバイスのバインド設定をアクションの実行タイミングで変更することができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
フィールド バインドを指定するデバイスをデバイスIDか論理デバイスIDのどちらかを指定
デバイスID バインドを設定するデバイスをデバイスIDで指定
論理デバイスID バインドを設定するデバイスを論理デバイスIDで指定
オン/オフ 指定したデバイスのバインドのオンとオフを指定(変更なしの場合には設定は変更されません)

Box List

Box Listコンポーネントは、Boxからファイルの一覧を取得することができます。

出力ペイロード

ファイルリストが出力されます。

Box Listの出力Payloadの例:

{
  "Filename": "test.txt",
  "ID": "1365057753092",
  "IsDir": false,
  "ModifiedTime": "2023-11-17T01:20:35-08:00",
  "ParentFolderID": "235207463831",
  "Path": "a/b/test.txt",
  "Size": 6
}

プロパティ

プロパティ名 説明
Boxフォルダパス ダウンロード対象のBoxフォルダパス
検索対象 検索するファイル名を指定
検索種別 「検索対象」の文字列を検索するときの検索方法、完全一致、部分一致でファイル名を指定
ファイルを含める 検索結果にファイルを含める
ディレクトリを含める 検索結果にディレクトリを含める
ソート順 検索結果の出力順番、ファイル名(昇順)、ファイル名(降順)、更新された時刻(昇順)、更新された時刻(降順)、ファイルサイズ(昇順)、ファイルサイズ(降順)
今日追加・変更されたファイル 実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定
この時間以降に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード
この時間以前に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値
タイムゾーン 「今日追加・変更されたファイル」を含む指定する時刻のタイムゾーン
OAuth2クライアントID BoxからAPI 2.0のClient IDを指定
OAuth2クライアントシークレット BoxからClient Secretを指定
OAuth2リダイレクトURL BoxからRedirect URLを指定
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

Box Download

Box Downloadコンポーネントは、Boxからファイルをダウンロードすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 出力プロパティでペイロードが指定されている場合はダウンロードしたファイル。ファイル名が指定されている場合は前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力 (パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
出力 ペイロードまたはファイル
既存ファイルの上書き 「出力プロパティ」にファイルを指定しており、既存のファイルが存在する場合、「既存ファイルの上書き」がオフの時にはファイル名に番号が追加
指定方法 ファイルパスとファイル名を指定して検索、フォルダIDとファイル名を指定して検索、ファイルIDを指定して検索
1番新しいものだけをダウンロード 検索の結果で複数のファイルが対象になる場合に一番新しいファイルをダウンロードするか、全てをダウンロードするか
取得対象 「指定方法プロパティ」にファイルID以外を指定している場合、完全一致、部分一致でBoxファイル名を指定
Boxフォルダパス 「指定方法プロパティ」にファイルパスを指定している場合、ダウンロード対象のBoxフォルダパス
Boxファイル名 「指定方法プロパティ」にファイル名を指定している場合、ダウンロードするBoxファイル名
ファイルID 「指定方法プロパティ」にファイルIDを指定している場合、ダウンロードするファイルID
今日追加・変更されたファイル 実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定
この時間以降に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード
この時間以前に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値
タイムゾーン 指定する時刻のタイムゾーン
OAuth2クライアントID BoxからAPI 2.0のClient IDを指定
OAuth2クライアントシークレット BoxからClient Secretを指定
OAuth2リダイレクトURL BoxからRedirect URLを指定
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.FileID ファイルID
cv.ReadLength 読込データのバイト数
cv.Filename 「出力」プロパティがファイル名の場合、ダウンロードしたファイル名

Box Upload

Box Uploadコンポーネントは、Boxにファイルをアップロードすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力 (パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
入力 ペイロードまたはファイル名
ファイル名 「入力」プロパティがファイル名の場合に送信するファイル名。パスはDataフォルダからの相対パスで指定
指定方法 フォルダパスまたはフォルダID
Boxフォルダパス 「指定方法」がフォルダパスの場合に保存するフォルダパス
フォルダID 「指定方法」がフォルダIDの場合に保存するフォルダのID
Boxファイル名 「入力プロパティ」プロパティでファイル名を指定している場合で「Boxファイル名」プロパティを指定しない場合は元のファイル名で送信
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値
OAuth2クライアントID BoxからAPI 2.0のClient IDを指定
OAuth2クライアントシークレット BoxからClient Secretを指定
OAuth2リダイレクトURL BoxからRedirect URLを指定
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.FileID ファイルID
cv.FolderID フォルダID
cv.BoxFilename Boxの保存先ファイル名

BrightSign

BrightSignコンポーネントは、BrightSignにコマンドを送信することができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力 (パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
ホスト名 BrightSignのホスト名またはIPアドレス
ポート番号 BrightSignのUDPポート番号
コマンド BrightSignに送信するコマンド

Call

Callコンポーネントは別のアクションを実行して、実行後にアクションを継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
アクションID 実行するアクションID

アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。

Call If

Call Ifコンポーネントは条件に合う場合に別のアクションを実行して、実行後にアクションを継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
アクションID 実行するアクションID
条件式 アクションを実行する条件

条件例:

アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。

Camera Take Photos

接続されているカメラからアクションの実行タイミングで写真を保存することができます。 事前にデバイス一覧を表示して、接続されているカメラの物理デバイスIDを確認してください。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 保存した写真のファイル名を配列で出力

プロパティ

プロパティ名 説明
物理デバイスID デバイス一覧に接続されているカメラの物理デバイスIDを指定
枚数 コンポーネントの実行時に保存する写真の枚数を指定(最大5枚)
間隔(秒) 写真を保存するインターバルを指定
保存先 ファイルの保存先としてactmgr/dataのサブフォルダを指定。写真はこのサブフォルダに保存

※コンポーネントの実行は枚数×間隔で指定された時間が必要となりますので、あまり長時間になる設定は避けてください。

Camera Take Video

接続されているカメラからアクションの実行タイミングでビデオを保存することができます。 事前にデバイス一覧を表示して、接続されているカメラの物理デバイスIDを確認してください。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 保存した写真のファイル名を配列で出力

プロパティ

プロパティ名 説明
物理デバイスID デバイス一覧に接続されているカメラの物理デバイスIDを指定
ビデオの長さ(秒) コンポーネントの実行時に保存するビデオの撮影時間を指定(単位は秒)
間隔(秒) 写真を保存するインターバルを指定
保存先 ファイルの保存先としてactmgr/dataのサブフォルダを指定。ビデオはこのサブフォルダに保存
自動命名 ファイル名を自動的に生成
ファイル名 ファイル名を自動命名プロパティで自動に設定しない場合に指定

Chatwork

Chatworkコンポーネントは、Chatworkを使用してコンポーネントのプロパティに指定されたメッセージをポストすることができます。センサーからの情報を人に通知したりすると便利です。

※Chatworkコンポーネントを使用するには、管理者が初期設定としてサービス連携で設定し、APIトークンを取得する必要があります。

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「Chatwork Token」カテゴリーの基本プロパティを指定  
ルームID 投稿するグループのルームID(初期設定で取得したもの)  
テキスト Chatworkに投稿するメッセージ文字列 “現在の気温は”+cv.Payload+”度です”
ファイル名 ファイルを送信  
タイムアウト APIのタイムアウト  
トークン APIトークン(初期設定で取得したもの)  

※テキストとファイルの両方を指定した場合は、テキストとファイルが送信されます。

Chromecast

Chromecastコンポーネントは Chromecast デバイスでFilenameプロパティで指定されたビデオ、音声を再生するコンポーネントです。

プロパティ

プロパティ名 説明
デバイス ChromecastデバイスのIPアドレス
ファイル名 読み込むファイルのファイル名(サポートされているファイルmp4/webmとmp3/ogg/wav形式)

Claude

Claudeコンポーネントは、Anthropic社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。

※このClaudeコンポーネントを使用するにはAnthropicのAI機能を呼び出すためにAPI Keyを予め取得する必要があります。

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「Claude」カテゴリーの基本プロパティを指定  
プラットフォーム Claude 機能を使用するプラットフォーム Anthropic, Bredrock, Vertexから選択
モデル Claude 機能、プラットフォームにあわせて使用するモデル名 “claude-3-5-sonnet-20240620”
システムメッセージ AIの役割や行動の指針を設定する初期メッセージ  
画像ファイルサンプル 会話の文脈を設定するためのサンプル画像ファイル  
ユーザーメッセージ入力例 会話の文脈を設定するためのサンプルユーザーメッセージ  
アシスタント応答の出力例 会話の文脈を設定するためのサンプルアシスタント応答  
画像ファイル 実際の会話で使用する画像ファイル  
最大トークン レスポンスの最大トークン数  
温度 (0〜1.0)出力の多様性を制御  
TopP (0〜1.0)累積確率に基づいてトークンを選択  
TopK (整数)考慮される最も可能性の高いトークンの数を制限  
ストップシーケンス テキスト生成を停止する特定の文字列を指定 [“END”, “STOP”, “.”]
タイムアウト APIのタイムアウト  
APIキー プラットフォームで Anthropic を選択したときに入力  
アクセスキー プラットフォームで Bedrock を選択したときに入力  
シークレットアクセスキー プラットフォームで Bedrock を選択したときに入力  
リージョン プラットフォームで Bedrock を選択したときに選択  
プロジェクトID プラットフォームで Vertex を選択したときに入力  
ロケーション プラットフォームで Vertex を選択したときに入力  
秘密鍵JSON プラットフォームで Vertex を選択したときに入力  

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload Claude APIからのレスポンスをそのまま格納

出力のコンポーネントローカル変数

コンポーネントローカル変数 説明
id 処理ID
model 使用モデル名
stop_reason 停止した理由
stop_sequence 停止したシーケンス
input_tokens 入力トークン
output_tokens 出力トークン

CSV Read

CSV Readコンポーネントは入力としてCSVデータをとり、これを解析して、「出力形式」コンポーネントプロパティで指定された形式で出力ペイロードを作成します。

出力ペイロード

出力形式 説明
「配列」を選択した場合 CSVの各フィールドを文字列にした配列を各行毎に出力ペイロードにいれて次のコンポーネントに渡します
「オブジェクト」を選択した場合 CSVの1行目をキーとみなしJSON Objectを生成し各業毎に出力ペイロードにいれて次のコンポーネントに渡します

プロパティ

プロパティ名 説明
入力 入力を「ペイロード」もしくは「ファイル」のいずれかを指定
ファイル名 ファイル入力の場合のファイル名を指定
エンコーディング ファイル出力のエンコーディングを指定 (utf-8, shift_jis, euc-jp, iso-2022-jp)
出力形式 出力形式を「JSON配列」もしくは「JSONオブジェクト」形式のいずれかを指定
開始行 CSVのデータとして読み込む開始行を指定
行数 何行読むかを指定。-1を指定した場合は全ての行を読み込む

CSV Write

CSVWriteは入力ペイロードを入力としてCSVを生成します。入力ペイロードはJSON配列の配列か、JSON Objectの配列での入力を受け付けます。

入力ペイロード

入力ペイロード
JSON配列ペイロードの例 [[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]]
JSON Objectのペイロードの例 [{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}]

「出力先」プロパティによって出力先をファイルかペイロードかを選択できます。

出力ペイロード

「出力先」プロパティ 説明
「ファイル」を選んだ場合 生成したCSVをファイルに書き出し、出力ペイロードは入力ペイロードを渡します(パススルー)
「ペイロード」を選んだ場合 生成したCSVのバイト列を出力ペイロードに入れます

プロパティ

プロパティ名 説明
出力先 出力先を「ファイル」もしくは「ペイロード」のいずれかを指定
ファイル名 ファイル出力の場合のファイル名を指定
出力フィールド順 入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙
エンコーディング ファイル出力のエンコーディングを指定 (utf-8, shift_jis, euc-jp, iso-2022-jp)

CSV File Write

CSVFileWriteは入力ペイロードを入力としてCSVを生成します。入力ペイロードを1レコード分と解釈して保存します。追加プロパティでアクションの実行毎に追記ができます。そのためヘッダ出力はされません。

入力ペイロード

入力ペイロード
JSON配列ペイロードの例 [123, "abc", "xxx"]
JSON Objectのペイロードの例 {"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 ファイル出力の場合のファイル名を指定
追加 trueのときはすでにファイルがある場合はデータを追記します。falseの時はファイルを上書きします
出力フィールド順 入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙します
エンコーディング ファイル出力のエンコーディングを指定

Exec

Execコンポーネントを使用すると、OS標準のスクリプトを実行することができます。HubKitがWindowsで実行されている場合はバッチファイルおよびコマンドラインで呼び出せるプログラム、Linux、Macで実行されている場合はシェルスクリプトおよびコマンドラインで呼び出せるプログラムを実行することができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
コマンド 実行するプログラムを指定。ファイルはactmgr/dataに保存します
出力元 出力元を指定する。「標準出力のみ」はコマンドの実行で出力された標準出力を出力Payloadとします。「標準出力と標準エラー出力」は標準出力と標準エラー出力の両方を出力Payloadとします
タイムアウト 実行タイムアウト時間の指定
出力型 出力形式の設定

Execute Inference Model

配置している画像推論ファイルを指定して写真に推論を実行することができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 推論の実行結果が出力されます

プロパティ

プロパティ名 説明
画像ファイル ファイルとして保存されている写真のファイルパスを指定
推論モデル 実行する推論のモデル名を指定
フィルター1 推論の結果をフィルターする場合に選択
条件 フィルターの条件を指定
フィルター2 推論の結果をフィルターする場合に選択
条件 フィルター2の条件を指定
変換 変換を指定
描く 推論の結果を画像として保存する場合に指定
コピーの保存先 描くで”コピー”を指定した場合の画像の保存先を指定

フィルター

推論の結果から条件に合う結果のみを抽出する場合に使用します:

フィルター 説明
なし フィルターを使用しません
モデルのデフォルト モデルで定義されているフィルターを使用
最も高いn個の予測 複数の予測の高いものから条件で指定したn個のデータを取得
最も低いn個の予測 複数の予測の低いものから条件で指定したn個のデータを取得
スコアがxを超える予測 複数の予測からスコアが条件で指定したx以上のデータを取得
スコアがx未満の予測 複数の予測からスコアが条件で指定したx未満のデータを取得
「○○」ラベルの付いた予測 複数の予測からラベルに条件で指定した文字列が含まれるデータを取得

変換

推論の結果を変換する場合に使用します:

変換 説明
なし 変換を使用しません
モデルのデフォルト モデルで定義されている変換を使用
推論結果の個数を取得
一番目のラベル 推論結果の一番最初のラベルを取得
すべてのラベル 推論結果のすべてのラベルを取得

描く

推論の結果を画像として保存する場合に使用します:

描く 説明
なし 推論の結果の画像を保存しません
元画像 推論の結果を元の画像に保存
コピー コピーの保存先に別のファイルを作成して推論の結果を保存

File Copy

ファイル名プロパティで指定されたファイルをコピーするコンポーネントです。

プロパティ

プロパティ名 説明
File Name コピーするファイルのファイル名
Output File Path 出力ファイルのフォルダ名
Output File Name 出力先のファイル名
Overwrite Handling ファイルが既に存在する場合の処理を選択:上書きしない、上書き、両方保持、新しい場合のみ上書き、またはエラーを発生
Preserve Update Time 出力ファイルの更新時間をソースファイルと一致するように設定するかどうかを選択

File Delete

File Delete コンポーネントは指定されたディレクトリにあるファイルを削除します。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 削除するファイル名を指定
全て 全て削除するかどうかの指定

File List

File Listコンポーネントは指定したディレクトリにあるファイルの一覧を取得します。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 読み込んだディレクトリの内容を出力します

ディレクトリの内容は以下のデータを持ちます:

データ名 説明
IsDir ディレクトリの場合true、ファイルの場合false
ModTime 修正日時
Name ファイル名
Path ファイルパス
Size ファイルサイズ

プロパティ

プロパティ名 説明
パターン 条件式を記述
ファイルを含める ファイルを含めるかどうかの指定
ディレクトリを含める ディレクトリを含めるかどうかの指定

File Read

FileReadコンポーネントはFilenameプロパティで指定されたファイルを読み込んでストリームとして出力するコンポーネント

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload ファイルの内容

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 読み込むファイルのファイル名

File Rename

ファイル名プロパティで指定されたファイルの名前を変更するコンポーネントです。

プロパティ

プロパティ名 説明
File Name 名前を変更するファイルのファイル名
New File Name 変更後のファイル名
Allow Overwrite 新しいファイル名のファイルが既に存在する場合に上書きするかどうかを指定

File Write

File Writeコンポーネントは入力ペイロードに渡された内容をファイルに書き出します。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 書き出したファイルの内容

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 書き出すファイルのファイル名
追加 trueのときはすでにファイルがある場合はデータを追記します。falseの時はファイルを上書きします

Filter

Filterコンポーネントは入力ペイロードの内容を次のコンポーネントに引き渡すデータをフィルタリングして出力ペイロードに出力するコンポーネントです。

Actionの処理を通過させるかの条件を式で入力することができます。trueの時は通過させ、falseの時は通過しません。通過しない場合はActionは終了します。

プロパティ

プロパティ名 説明
条件タイプ 式、最初のPayloadのみ、最後のPayloadのみ
条件式 条件タイプで”式”を選択した場合、条件式を記述

条件タイプが”式”の場合

条件例:

式で使用できる、コンポーネントローカル変数

コンポーネントローカル変数 説明
Index コンポーネントに届いたPayloadの順を0を基準として表す
Passed このコンポーネントを通過したPayloadの数を表す

GCS Upload

GCS Uploadコンポーネントは、データをGoogle Cloud Storageにファイルとして送信することができます。このコンポーネントを使用するには、Google Cloudの契約と事前設定が必要です。

プロパティ

プロパティ名 説明
入力 ペイロードの内容をアップロードするか、ファイル名を指定してそれをアップロードするか選択
ファイル名 ファイル名を選択した時に、アップロードするファイルをDataディレクトリからの相対パスで指定
バケット アップロードする先のバケット名を指定
オブジェクト アップロードする先のオブジェクト名を指定。フォルダ込で指定する時はスラッシュで区切って指定
ACL アクセス制御リストを指定
ストレージクラス ストレージクラスを指定
ContentType オブジェクトのContentTypeを指定。空の場合は自動的に付加されます
タイムアウト APIのタイムアウト
秘密鍵JSON Google Cloud で作成したサービスアカウントの認証に必要な秘密鍵JSONファイルを指定

GCS Download

GCS Downloadコンポーネントは、データをGoogle Cloud Storageからファイルとして受信することができます。このコンポーネントを使用するには、Google Cloudの契約と事前設定が必要です。

プロパティ

プロパティ名 説明
出力 ダウンロードしたオブジェクトをペイロードに出力するか、ファイルに保存するか指定
ファイル名 ファイル名を選択した時に、ダウンロードするファイルをDataディレクトリからの相対パスで指定
バケット ダウンロードするバケット名を指定
オブジェクト ダウンロードするオブジェクト名を指定
タイムアウト APIのタイムアウト
秘密鍵JSON Google Cloud で作成したサービスアカウントの認証に必要な秘密鍵JSONファイルを指定

Google Analytics Send Event

GoogleAnalyticsSendEventコンポーネントを使用すると、GoogleアナリティクスのMeasurement Protocolを使用してイベントを送信します。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
バージョン Analyticsのバージョン番号 1
TrackingId AnalyticsのトラッキングID UA-XXXXX-Y
ClientId クライアントID 記録するクライアントでユニークなIDを指定  
Event Category イベントのカテゴリー “DataType - “ + av.DataType
Event Action イベントのアクション “DataValue - “ + av.DataValue
Event Label イベントのラベル “Sender - “ + av.SenderId
Event Value 送信するデータ 1
DebugMode デバッグモード 設定内容にエラーが出るときに使用  
タイムアウト APIのタイムアウト 通常は変更する必要はありません  

GoogleDriveList

Google Drive Listコンポーネントは、Google Driveからファイルの一覧を取得することができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload ファイルリストが出力されます

Google Drive Listの出力Payloadの例:

{
  "Filename": "test.txt",
  "ID": "17CMCa4dsNDD6U0duQEBhVI7QZzXqIPYL",
  "IsDir": false,
  "MimeType": "text/plain",
  "ModifiedTime": "2023-09-28T10:33:46.189Z",
  "ParentFolderID": "1-KTO7YslI4iFD-7sxn7CKDNs-UkKMtf8",
  "Path": "a/b/test.txt",
  "Size": 8
}

注意:Google Driveでディレクトリの場合は”Size”は0になります。

プロパティ

プロパティ名 説明
Driveフォルダパス ダウンロード対象のDriveフォルダパス
検索対象 検索するファイル名を指定
検索種別 「検索対象」の文字列を検索するときの検索方法、完全一致、部分一致でファイル名を指定
ファイルを含める 検索結果にファイルを含める
ディレクトリを含める 検索結果にディレクトリを含める
ソート順 検索結果の出力順番、ファイル名(昇順)、ファイル名(降順)、更新された時刻(昇順)、更新された時刻(降順)、ファイルサイズ(昇順)、ファイルサイズ(降順)
今日追加・変更されたファイル 実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定
この時間以降に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード
この時間以前に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値
タイムゾーン 「今日追加・変更されたファイル」を含む指定する時刻のタイムゾーン
OAuth2クライアントID GCPからAPI 2.0のClient IDを指定
OAuth2クライアントシークレット GCPからClient Secretを指定
OAuth2リダイレクトURL GCPからRedirect URLを指定
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

GoogleDriveDownload

Google Drive Downloadコンポーネントは、Google Driveからファイルをダウンロードすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 出力プロパティでペイロードが指定されている場合はダウンロードしたファイル。ファイル名が指定されている場合は前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
出力 ペイロードまたはファイル名
出力フォルダパス 「入力プロパティ」がファイル名の場合、保存するフォルダパス。Dataフォルダからの相対パスでフォルダがない場合は自動作成
出力ファイル名 「入力プロパティ」がファイル名の場合、保存するファイル名。省略した場合はダウンロード元のファイル名で保存。指定した場合には、そのファイル名で保存
指定方法 ファイル名を指定して検索、ファイルパスとファイル名を指定して検索、フォルダIDとファイル名を指定して検索、ファイルIDを指定して検索
1番新しいものだけをダウンロード 検索の結果で複数のファイルが対象になる場合に一番新しいファイルをダウンロードするか、全てをダウンロードするか
取得対象 「指定方法プロパティ」にファイルID以外を指定している場合、完全一致、部分一致でDriveフォルダパスとDriveファイル名を指定
フォルダID 「指定方法プロパティ」にフォルダIDを指定している場合、ダウンロード対象のフォルダID
Driveフォルダパス 「指定方法プロパティ」にフォルダパスを指定している場合、ダウンロード対象のDriveフォルダパス
Driveファイル名 「指定方法プロパティ」にファイル名を指定している場合、ダウンロードするDriveファイル名
ファイルID 「指定方法プロパティ」にファイルIDを指定している場合、ダウンロードするファイルID
今日追加・変更されたファイル 実行時の当日に追加または更新されたファイルの指定
この時間以降に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以降に変更されたものをダウンロード
この時間以前に変更されたファイルを取得 ダウンロードの基準となる時刻で、指定した時刻以前に変更されたものをダウンロード
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値
タイムゾーン 指定する時刻のタイムゾーン
OAuth2クライアントID GCPからAPI 2.0のClient IDを指定
OAuth2クライアントシークレット GCPからClient Secretを指定
OAuth2リダイレクトURL GCPからRedirect URLを指定
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.FileID ファイルID
cv.ReadLength 読込データのバイト数
cv.Filename 「出力」プロパティがファイル名の場合、ダウンロードしたファイル名

GoogleDriveUpload

Google Drive Uploadコンポーネントは、Google Driveにファイルをアップロードすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
入力 ペイロードまたはファイル名
ファイル名 「入力」プロパティがファイル名の場合に送信するファイル名。パスはDataフォルダからの相対パスで指定
Content-Type 保存したいファイルのMIMEタイプ
指定方法 フォルダパスまたはフォルダID
Driveフォルダパス Google Driveの保存先フォルダ名
フォルダID Google Driveの保存先フォルダID
Driveファイル名 「入力プロパティ」プロパティでファイル名を指定している場合で「Driveファイル名」プロパティを指定しない場合は元のファイル名で送信
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値
OAuth2クライアントID GCPからAPI 2.0のClient IDを指定
OAuth2クライアントシークレット GCPからClient Secretを指定
OAuth2リダイレクトURL GCPからRedirect URLを指定
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.ContentType HTTPヘッダのContent-Type
cv.FileID ファイルID
cv.FolderID フォルダID
cv.DriveFilename Google Driveの保存先ファイル名

Go To

Go Toコンポーネントは別のアクションで実行を継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
アクションID 実行するアクションID

アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。

Go To If

Go To Ifコンポーネントは条件に合う場合に別のアクションで実行を継続するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。

別のアクションの処理をさせるかの条件を式で入力することができます。trueの時は別のアクションを実行し、falseの時は別のアクションを実行しません。別のアクションを実行しない場合はアクションの処理は継続します。

プロパティ

プロパティ名 説明
アクションID 実行するアクションID
条件式 アクションを実行する条件

条件例:

アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。

GPS

GPSデバイスからGPSデータを受信して出力することができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload GPSデータが出力されます

データがRMCの場合:

データ 説明
Time GPSデータのUTC時刻(hhmmss.ss形式)
Status A:データは正常、V:データは無効
Latitude 緯度(DMM形式)
LatitudeDir 緯度の方位(NまたはS)
Longitude 経度(DMM形式)
LongitudeDir 経度の方位(EまたはW)
SpeedKn デバイスの移動速度(knots)
Course デバイスの移動方位(北0度から時計回りで359.9度までの数値)-1の場合は方位は無効
Date GPSデータの年月日(ddmmyy形式)
MagneticVarDeg 磁北と真北の間の角度の差(0度から359.9度)
MagneticVarDir 磁北と真北の間の角度の差の方向(EまたはW)
Mode GPSモード(N:データなし、A:自律方式、D:干渉測位方式、E:推定)

データがGGAの場合:

データ 説明
Utc GPSデータの受信時刻(hhmmss.ss形式)
Latitude 緯度(DMM形式)
LatitudeDir 緯度の方位(NまたはS)
Longitude 経度(DMM形式)
LongitudeDir 経度の方位(EまたはW)
FixQuality 位置特定品質(0:位置特定できない、1:標準測位サービスモード、2:干渉測位方式モード)
SatellitesInUse 使用衛星数
HDOP 水平精度低下率
Altitude アンテナの海抜高さ(単位M)
Undulation ジオイド高さ(単位M)
Age 最後に補正情報を受信してからの経過時間
StnID ステーションID

データにGSAが含まれる場合:

データ 説明
Mode モード(M:手動、A:自動)
FixType 特定タイプ(1:非サポート、2:2D、3:3D)
SatellitesList 衛星番号
PDOP 位置精度低下率
HDOP 水平精度低下率
VDOP 垂直精度低下率

プロパティ

プロパティ名 説明
RMCかGGA 使用しているGPSデバイスのデータの出力形式をRMCかGGAで選択
GSA 使用しているGPSデバイスの出力データにGSAが含まれている場合に指定
デバイスID GPSID、何も設定されていないときは全てのGPSデバイスからのデータ出力を実行。GPSデバイスを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述することができます

用語

Zigbee Light

Zigbee Lightコンポーネントは、Zigbee LightのOn/Offならびに色と明るさの変更ができます。このコンポーネントを利用するにはあらかじめZigbee Lightをペアリングしておく必要があります。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「Zigbee Light」カテゴリーの基本プロパティを指定
デバイスID On/OffするデバイスID。何も設定されていないときは全てのZigbee Lightに対してON/OFFを実行。Zigbee Lightを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述可能
オン On/Offの指定
カラー 色の指定(赤、黄、緑、青から選択)
輝度 明るさの選択(0〜100から選択)

Gravio Distance

Gravio Distanceコンポーネントは、Gravio Distanceから距離を測定した値を取得できます。このコンポーネントを利用するにはあらかじめGravio Distanceをペアリングしておく必要があります。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 測定した距離が出力されます。物理IDを指定した場合や対象デバイスが1台の場合は値で、複数デバイスの場合は配列となります

プロパティ

プロパティ名 説明
デバイスID 距離を測定するデバイスID。何も設定されていないときは全てのGravio Distanceに対して距離の測定を実行。Gravio Distanceを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述可能

実行エラー

エラーコード エラー 説明 対策
ERR-10 low power 電流不足 電源とセンサー間のUSBケーブルが正しく接続されていることを確認してください
ERR-14 calculation error 実行エラー もう一度実行してください
ERR-15 weak signal 弱い信号 デバイスを動かさないようにして、障害物を取り除いてください
ERR-16 unstable laser transition レーザーが不安定 デバイスとターゲットオブジェクトを静止させてください
ERR-18 ambient light too strong 周囲光が強すぎる 周囲光を減らしてください
ERR-26 out of display range 表示範囲外 もう一度実行してください

Gravio Matrix

Gravio Matrixコンポーネントは、Gravio Matrixに文字または画像を設定できます。このコンポーネントを利用するにはあらかじめGravio Matrixをペアリングしておく必要があります。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
デバイスID 文字または画像を設定、On/OffするデバイスID。何も設定されていないときは全てのGravio Matrixに対して実行。Gravio Matrixを複数使用する場合は、デバイスIDをカンマ区切りで記述可能
入力 “16x16 BMPファイル”、”ASCII”またはテンプレートを設定。テンプレートは”温度℃”、”温度°F”、”湿度%”、”気圧hPa”、”CO2濃度”、”開/閉”、”日付”、”時間”から選択
コンテンツ 入力が”16×16 BMPファイル”の時はactmgr/data/iconsにBMPファイルを保存し、「コンテンツ」プロパティには”icons/BMPファイル名”と指定。”ASCII”の時はアルファベットで1文字または2文字を指定
フォントカラー 色の指定(白、黒、赤、緑、青、自動から選択)
オン On/Offの指定
輝度 明るさの選択(0〜100から選択)

テンプレートを使用した表示

テンプレート 説明
温度℃ 温度(摂氏)センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力
温度°F 温度(華氏)センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力
湿度% 湿度センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力
気圧hPa 気圧センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力
CO2濃度 CO2センサーの値を表示。コンテンツには数値を入力
開/閉 ドアの開閉を表示。コンテンツには0:閉じる、1:開くのどちらかを入力
日付 現在の日付(月日)を表示。コンテンツにはPreMappingでcp.Content = now()と入力
時間 現在の時間(時分)を表示。コンテンツにはPreMappingでcp.Content = now()と入力

HTTP Request

HTTP Requestコンポーネントを使用すると、指定したURLへHTTPリクエストを送信することができます。HTTP Requestコンポーネントは入力ペイロードをプロパティに応じてHTTPリクエストのBodyコンテンツとしてHTTPリクエストを実行し、そのHTTPレスポンスのBodyを出力ペイロードに書き出します。

Content-Typeプロパティによるリクエスト時のBodyの内容

Content-Typeプロパティ リクエスト時のBodyの内容
なし 入力ペイロードはBodyに設定されずにHTTPリクエストを実行
デフォルト 入力ペイロードの型に応じてContent-Typeを自動で選択
文字列型 「text/plain; charset=utf-8」でPayloadを文字列としてHTTPリクエストを実行
JSON配列、JSONオブジェクト 「application/json」として、Payloadをマーシャリングしたバイト列でHTTPリクエストを実行
バイト列 「application/octet-stream」にしてPayloadを文字列に変換したものをBodyとしてHTTPリクエストを実行
その他 「text/plain」にして文字列に変換したものをBodyとしてHTTPリクエストを実行
application/x-www-form-urlencoded 入力ペイロードはJSONオブジェクト型として、キーと値を「=」ではさみ、それぞれを&で区切った形でBodyにした上で、HTTPリクエストを実行
multipart/form-data 入力ペイロードはJSON Object型として、キーと値をマルチパートで区切り、Content-Typeのmultipart/form-dataはバウンダリを自動的に付加してHTTPリクエストを実行
その他の任意に入力されたContent-Type 入力されたContent-Typeで入力ペイロードをバイト列にしたものをBodyとして出力

入力と出力のペイロード

入力ペイロード 説明
cv.Payload HTTPリクエストのBody
出力ペイロード 説明
cv.Payload HTTPレスポンスのContent-Typeヘッダが”application/json”の場合はJSON型、”text/*“でcharsetが指定されている場合は文字列として、その他のContent-Typeヘッダの場合はバイト列のまま格納
cv.RawBody HTTPレスポンスのBodyをバイト列のまま格納

プロパティ

プロパティ名 説明
HTTPメソッド GET、POST、HEAD、PUT、DELETE
URL HTTPリクエストを送信するURL
Content-Type HTTPヘッダのContent-Type
認証方式 なし、ベーシック認証、ベーシック/ダイジェスト認証、Bearer認証
ユーザ名 ベーシック認証ユーザ名
パスワード ベーシック認証パスワード
トークン Bearerトークン
リトライ回数 サーバとのコネクションが確立できないエラー、HTTPレスポンスが受信できないエラー、HTTPレスポンスが500以上、408と429の場合にリトライをする回数
リトライ間隔 リトライする場合の次にリトライするまでの間隔値
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値
プロキシURL Proxy利用時のURL
プロキシユーザ名 Proxy利用時のユーザ名
プロキシパスワード Proxy利用時のパスワード
リクエスト/レスポンスダンプ なし、Bodyなし、Bodyあり

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.Payload レスポンスのbody
cv.StatusCode リクエスト結果
cv.Headers レスポンスのヘッダー
cv.ContentLength レスポンスの長さ

Join

Joinコンポーネントは、複数の入力ペイロードを配列にまとめて出力します。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 結合された配列

プロパティ

プロパティ名 説明
キャパシティ 出力される値をいくつの入ってきた内容でまとめて出力するかを指定

LINE Push

LINE Pushアクションコンポーネントは、LINE Messaging APIを使用して、プロパティに指定されたメッセージを公式LINEアカウントからポストすることができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
Send to All 登録されている全ユーザにメッセージを送信  
Recipient ID 特定のユーザにメッセージを送信  
Message Type ペイロード(テキスト)、テキスト、スタンプ、画像、ビデオ、または音声から選択  
Text Message Typeで「テキスト」を選択した場合、LINEにポストするテキストメッセージを指定 “The current temperature is “+cv.Payload+” degrees”
Package ID Message Typeで「スタンプ」を選択した場合、Sticker IDと一緒に送信するスタンプを指定 446
Sticker ID Message Typeで「スタンプ」を選択した場合、Package IDと一緒に送信するスタンプを指定 1988
File URL Message Typeで「画像」、「ビデオ」、または「音声」を選択した場合、LINEにポストするファイルURLを指定  
Preview Image URL Message Typeで「画像」または「ビデオ」を選択した場合、LINEにポストするプレビュー画像URLを指定  
Timeout APIタイムアウト  
Token LINE Messaging API用に発行されたチャネルアクセストークン  

LINE Notify

LINE Notifyアクションコンポーネントは、LINE Notifyサービスを使用して、コンポーネントのプロパティに指定されたメッセージをポストすることができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
メッセージ LINEに投稿するメッセージ文字列 “現在の気温は”+cv.Payload+”度です”
パッケージID メッセージと一緒にスタンプを送信。スタンプIDと一緒に指定 446
スタンプID メッセージと一緒にスタンプを送信。パッケージIDと一緒に指定 1988
イメージファイル メッセージと一緒に画像を送信。JPEGまたはPNGファイルのファイルパスを指定 image.jpg
タイムアウト APIのタイムアウト  
トークン LINE Notifyサービスで発行したアクセストークン  

LINE WORKS

LINE WORKSコンポーネントは、LINE WORKSを使用してコンポーネントのプロパティに指定されたメッセージをポストすることができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「LINE WORKS Bot Connection」カテゴリーの基本プロパティを指定  
メッセージ LINE WORKSに投稿するメッセージ文字列 “現在の気温は”+cv.Payload+”度です”
パッケージID メッセージと一緒にスタンプを送信。スタンプIDと一緒に指定 446
スタンプID メッセージと一緒にスタンプを送信。パッケージIDと一緒に指定 1988
イメージファイル メッセージと一緒に画像を送信。JPEGまたはPNGファイルのファイルパスを指定 image.jpg
ファイル メッセージと一緒にファイルを送信。拡張子がbat、cmd、com、cpl、exe、scr、js、vbs、wsf、htaのものは送信できません  
送信先種類 メッセージを送信する送信先をメンバーアカウントかトークルームIDを選択  
送信先ID 送信先種類で選択したメンバーアカウントかトークルームIDを指定 メンバーアカウントの場合aaaa@bbbb、トークルームIDの場合12345
タイムアウト APIのタイムアウト  
OAuth2クライアントID LINE WORKS Developer ConsoleからAPI 2.0のClient IDを指定  
OAuth2クライアントシークレット LINE WORKS Developer ConsoleからClient Secretを指定  
OAuth2リダイレクトURL LINE WORKS Developer ConsoleからRedirect URLを指定  
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能  
Bot No LINE WORKS Developer ConsoleからBot Noを指定  

Mail Send

Mail Sendコンポーネントは、電子メールを送信します。入力ペイロードをメール本文としてメールを送信します。

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.Payload Mailの本文にいれる内容をこの変数に設定

プロパティ

プロパティ名 説明
宛先 送信先のメールアドレスを指定
Cc Ccのメールアドレスを指定
Bcc Bccのメールアドレスを指定
件名 メールの件名を指定
差出人 送信元メールアドレスを指定
添付ファイル 添付ファイルを指定
メッセージはHTML メッセージ本文をHTMLとして送信
ホスト名 SMTPサーバホスト名
ポート番号 SMTPサーバのポート番号
認証方式 先進認証(OAuth2)または基本認証(SMTP)
ユーザ名 SMTPサーバへのログインユーザ名
パスワード SMTPサーバへのログインパスワード
OAuth2クライアントID クライアントID
OAuth2クライアントシークレット クライアントシークレット
OAuth2リダイレクトURL リダイレクトURL
OAuth2スコープ スコープ
OAuth2認可URL 認可URL
OAuth2トークンURL トークンURL
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

MQTT Publish

MQTTパブリッシャー・アクション・コンポーネントを使用すると、MQTT PubSubシステム内のトピックにメッセージをパブリッシュできます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
トピック MQTTのトピック  
クライアントID MQTTのクライアントID  
QoS QoS値 0,1,2から選択します  
Retain Retainフラグ  
タイムアウト タイムアウト 通常は変更する必要はありません
URL MQTTサーバのurl ssl://のスキーマで指定します。sslを使用しないときはホスト名(IPアドレス)のみを指定します
ポート MQTTサーバのポート  
ユーザ名 MQTTサーバへの認証 認証を設定している場合に指定します
パスワード MQTTサーバへの認証 認証を設定している場合に指定します
証明書 X.509のcertificate based authenticationの証明書  
秘密鍵 X.509のcertificate based authenticationの秘密鍵  
秘密鍵パスフレーズ 秘密鍵のパスフレーズ  
ルート証明書 証明書のルート証明書  

SQL Server Exec

SQL Server Execcコンポーネントは、SQL Serverに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。SQL Server 2005以上に対応しています。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します

プロパティ

プロパティ名 説明
SQL 実行するSQL文を指定
バルクモード SQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択
バルクサイズ バルクモードを使用する場合にそのサイズを指定します
ホスト SQL Serverのホストを指定
ポート SQL Serverのポートを指定
ユーザ名 SQL Serverのユーザ名を指定
パスワード SQL Serverのパスワードを指定
データベース データベースを指定
Encrypt 通信の暗号化を指定
TrustServerCertificate SQL Serverのサーバー証明書を信頼するか選択
ルート証明書 使用するルート証明書を指定

SQL Server Query

SQL Server Queryコンポーネントは、SQL Serverに対してクエリー文を実行してデータを取得することができます。SQL Server 2005以上に対応しています。

出力ペイロード

出力形式 説明
配列形式 条件に一致した各レコードを配列形式で出力
オブジェクト形式 条件に一致した各レコードをJSONオブジェクト形式で出力

プロパティ

プロパティ名 説明
SQL 実行するSQL文を指定
出力形式 配列形式かオブジェクト形式を選択
ホスト SQL Serverのホストを指定
ポート SQL Serverのポートを指定
ユーザ名 SQL Serverのユーザ名を指定
パスワード SQL Serverのパスワードを指定
データベース データベースを指定
Encrypt 通信の暗号化を指定
TrustServerCertificate SQL Serverのサーバー証明書を信頼するか選択
ルート証明書 使用するルート証明書を指定

MSTeams Send Message

MSTeams Send Messageアクションコンポーネントは、マイクロソフト Teams APIを使用して、コンポーネントのプロパティに指定されたチャネルにメッセージをポストすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
Incoming Webhook URL TeamsAPIのurl  
Message 送信するメッセージ “現在の気温は”+cv.Payload+”度です”
タイムアウト APIのタイムアウト 通常は変更する必要はありません

MySQL Exec

MySQL Execcコンポーネントは、MySQLに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。MySQL 5.6以上に対応しています。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します

プロパティ

プロパティ名 説明
SQL 実行するSQL文を指定
バルクモード SQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択
バルクサイズ バルクモードを使用する場合にそのサイズを指定
ホスト MySQLのホストを指定
ポート MySQLのポートを指定
ユーザ名 MySQLのユーザ名を指定
パスワード MySQLのパスワードを指定
データベース データベースを指定
タイムゾーン データベースのタイムゾーンを指定
TLS 通信の暗号化を指定
ルート証明書 使用するルート証明書を指定

MySQL Query

MySQL Queryコンポーネントは、MySQLに対してクエリー文を実行してデータを取得することができます。MySQL 5.6以上に対応しています。

出力ペイロード

出力形式 説明
配列形式 条件に一致した各レコードを配列形式で出力
オブジェクト形式 条件に一致した各レコードをJSONオブジェクト形式で出力

プロパティ

プロパティ名 説明
SQL 実行するSQL文を指定
出力形式 配列形式かオブジェクト形式を選択
ホスト MySQLのホストを指定
ポート MySQLのポートを指定
ユーザ名 MySQLのユーザ名を指定
パスワード MySQLのパスワードを指定
データベース データベースを指定
タイムゾーン データベースのタイムゾーンを指定
TLS 通信の暗号化を指定
ルート証明書 使用するルート証明書を指定

OpenAICompletion

OpenAICompletionコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。与えられたプロンプトに対する補完を返します。チャットベースの機能はOpenAIChatコンポーネントを使用してください。

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定  
API Key API Key  
Organization Id 組織ID  
User ユーザー名  
Model 使用するモデル名の選択または手入力 Text Davinci 003, Text Davinci 002, Text Curie 001, Text Babbage 001, Text Ada 001
Temperature サンプリング温度 0〜1で指定  
Prompt プロンプト  
Suffix 接尾辞  
Max Tokens 生成されるトークンの最大数  
Top-P 核サンプリングを0〜1で指定。デフォルトは1  
N プロンプトごとに生成する回答数  
Log Probabilities 最も可能性の高いトークンのログ確率と、選択したトークンを含めます  
Echo 回答にプロンプトを追記  
Stop トークンの生成を停止する文字列  
Presence Penalty 既に出てきた単語をもう一度使うかどうかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0  
Frequency Penalty 出てきた回数が多いほどペナルティを与えるかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0  
Best Of 候補回答の数を制御。返す数を指定しますがbest_ofはNより大きい必要があります  
Logit Bias 指定されたトークンが表示される可能性を変更するパラメータ  

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload OpenAI Completion APIからのレスポンスをそのまま格納

OpenAIChat

OpenAIChatコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。OpenAIChatはチャット補完に特化した言語モデルを使用しています。複数のやりとりをする会話を簡単にするように設計されているチャットベースの機能を呼び出すことが出来ます。

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定  
API Key API Key  
Organization Id 組織ID  
User ユーザー名  
Model 使用するモデル名の選択または手入力。使用出来るモデルはOpenAIとの契約により異なります GPT 3.5 Turbo, GPT 3.5 Turbo 16k, GPT 4, GPT 4 32k
System Message 役割の設定  
User Message Sample Input ユーザーからの質問の例を指定  
Assistant Message Sample Input 回答の例を指定  
User Message ユーザーからの質問  
Temperature サンプリング温度 0〜1で指定  
Max Tokens レスポンスの最大トークン数  
Top-P 核サンプリングを0〜1で指定。デフォルトは1  
N プロンプトごとに生成する回答数  
Log Probabilities 最も可能性の高いトークンのログ確率と、選択したトークンを含めます  
Stop トークンの生成を停止する文字列  
Presence Penalty 既に出てきた単語をもう一度使うかどうかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0  
Frequency Penalty 出てきた回数が多いほどペナルティを与えるかを-2.0から2.0で指定。デフォルトは0  
Logit Bias 指定されたトークンが表示される可能性を変更するパラメータ  

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload OpenAI Chat APIからのレスポンスをそのまま格納

OpenAIImage

OpenAIImageコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。OpenAIImageは入力されたプロンプトから画像を生成する機能を呼び出すことが出来ます。

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定  
API Key API Key  
Organization Id 組織ID  
User ユーザー名  
Model モデルをDALLE-2とDALLE-3から選択  
Operation 処理を画像生成、画像編集、類似画像生成から選択 Create Image, Edit Image, Make Image Variation
Prompt プロンプト(処理が画像生成か画像編集のみ)  
Image File 画像PNGファイル(処理が画像編集か類似画像生成のみ)  
Mask File マスクPNGファイル 4MB未満でImage Fileと同じサイズの画像を使用(処理が画像編集のみ)  
n プロンプトごとに生成する回答数  
Image Size 生成する画像サイズ 1024px by 1024px, 512px by 512px, 256px by 256px
Response Format 生成データフォーマット File URL, Base64
Quality StandardとHigh Definitionから選択(ModelがDALLE-3のみ)  
Style VividとNaturalから選択(ModelがDALLE-3のみ)  
Filename 出力ファイル名(生成データフォーマットがファイルのみ)  
File Overwrite 出力ファイルの上書き(生成データフォーマットがファイルのみ)。ファイルを上書きしない場合で同一ファイル名が存在すると末尾に「-N」を付けて保存  

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload Response Formatプロパティがファイルの場合は書き出したファイルのファイルパス、URLの場合はURL、Base64の場合は生成してデータをBase64でエンコードしたデータを格納

OpenAIAudio

OpenAIAudioコンポーネントは、OpenAI社が提供しているAI機能と連携するコンポーネントです。OpenAIAudioは入力された音声ファイルから文字起こしを行う機能を呼び出すことが出来ます。

プロパティ

プロパティ名 説明
基本プロパティ 「OpenAI」カテゴリーの基本プロパティを指定  
API Key API Key  
Organization Id 組織ID  
User ユーザー名  
Operation 処理を文字起こし、翻訳から選択 Transcribe, Translation
Model 使用するモデル名を選択または手入力 Whisper-1
Audio File 音声ファイル名  
Language 音声の言語 ISO-639-1形式で指定。デフォルトは英語です ja, en
Prompt プロンプト  
Temperature サンプリング温度 0〜1で指定  
Response Format 出力データフォーマットをJSON、詳細なJSON、テキスト、SRTファイル、VTTファイルから選択 JSON, Verbose JSON, Text, srt, vtt

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload Response Formatプロパティで指定した内容を格納

Parallel

Parallelコンポーネントは実行しているアクションも継続して実行しながら、別のアクションも実行するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
アクションID 実行するアクションID

アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。

Parallel If

Parallel Ifコンポーネントは条件に合う場合に実行しているアクションも継続して実行しながら、別のアクションも実行するコンポーネントです。一度作成したアクションを再利用することができます。

別のアクションの処理をさせるかの条件を式で入力することができます。trueの時は別のアクションも実行し、falseの時は別のアクションを実行しません。別のアクションを実行しない場合でもアクションの処理は継続します。

プロパティ

プロパティ名 説明
アクションID 実行するアクションID
条件式 アクションを実行する条件

条件例:

アクションのファイル名の拡張子(.acs部分)を除いた名前がアクションIDとなります。

PATLITE

PATLITEアクションコンポーネントは、パトライト社製のネットワーク対応監視塔のライトを制御したり、音声を再生したりすることができます。監視塔はHTTPコマンドに対応している必要があります。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
IPアドレス 監視塔のIPアドレス  
赤のランプを制御 消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし
黄色のランプを制御 消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし
緑のランプを制御 消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし
青のランプを制御 消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし
白のランプを制御 消灯/点灯/点滅1/点滅2/変化なし
MP3再生 チェックすると音声を再生  
再生チャンネル 再生するチャンネルを数字で指定。詳しくは機器のマニュアルを参照 65
リピート 追加の繰り返し再生回数を指定。繰り返さない場合は空白のままにしてください 1を指定すると2回再生されます
タイムアウト タイムアウト 通常は変更する必要はありません

Philips Hue

このコンポーネントでは、特定のPhilips Hueライトの設定を変更できます。色と不透明度を指定し、ブリッジのIPアドレス、ユーザーID、ライトIDを設定する必要があります。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
On On/Offの指定  
カラー R,G,B,不透明度の順に00からFFまでの16進数でそれぞれの値を指定 FFFFFFFF
カラーループ 色を一定時間ごとに切り替える  
IPアドレス Philips HueのIPアドレス  
ユーザーID Philips Hueのユーザ ID  
ライトID Philips HueのライトIDを指定。Light IDの値は「1」から設定される番号になります  

PostgreSQL Exec

PostgreSQL Execcコンポーネントは、PostgreSQLに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。PostgreSQL 11以上に対応しています。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します

プロパティ

プロパティ名 説明
SQL 実行するSQL文を指定
バルクモード SQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択
バルクサイズ バルクモードを使用する場合にそのサイズを指定します
ホスト PostgreSQLのホストを指定
ポート PostgreSQLのポートを指定
ユーザ名 PostgreSQLのユーザ名を指定
パスワード PostgreSQLのパスワードを指定
データベース データベースを指定
タイムゾーン データベースのタイムゾーンを指定
SSLMode 通信の暗号化を指定
ルート証明書 使用するルート証明書を指定

PostgreSQL Query

PostgreSQL Queryコンポーネントは、PostgreSQLに対してクエリー文を実行してデータを取得することができます。PostgreSQL 11以上に対応しています。

出力ペイロード

出力形式 説明
配列形式 条件に一致した各レコードを配列形式で出力
オブジェクト形式 条件に一致した各レコードをJSONオブジェクト形式で出力

プロパティ

プロパティ名 説明
SQL 実行するSQL文を指定
出力形式 配列形式かオブジェクト形式を選択
ホスト PostgreSQLのホストを指定
ポート PostgreSQLのポートを指定
ユーザ名 PostgreSQLのユーザ名を指定
パスワード PostgreSQLのパスワードを指定
データベース データベースを指定
タイムゾーン データベースのタイムゾーンを指定
SSLMode 通信の暗号化を指定
ルート証明書 使用するルート証明書を指定

Sensor Data DB

SensorDataDBコンポーネントは、CoordinatorまたはHubKitに格納されているセンサデータを取得することができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 条件に一致した各レコードをJSON Object型をレコード毎に出力します

プロパティ

プロパティ名 説明
Coordinator Coordinatorのデータを取得する場合に指定
HubId HubId(Coordinatorからデータを取得する場合)を指定
エリア エリア名を指定
レイヤー レイヤー名を指定
デバイスID デバイスIDを指定
From Previous 取得する数
タイムスケール 取得する最新データの単位(レコード、ミリ秒、秒、分、時、日、週、月、年から選択)
全てのレコード From Previousとタイムスケールの条件を無効にして全てのレコードを取得
時間を丸める データを丸めて取得(下記を参照)タイムスケールがレコードの時は無効
フィルター式 Filterコンポーネントのように式でペイロードを出力させるかを選べるようにします

時間を丸める

コンポーネントが実行された日時を指定されたタイムスケール(取得する最新データの単位)で丸め、From Previous(取得する数)で指定された値分遡ってデータを取得します。

Sensor Data DB If Zero

SensorDataDBIfZeroコンポーネントは1行も検索されなかった場合に入力ペイロードを出力ペイロードとして出力します。1行でもレコードがあった場合は、何も出力しません。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 1行も検索されなかった場合に入力ペイロードを出力ペイロードとして出力します

プロパティ

プロパティ名 説明
エリア エリア名を指定
レイヤー レイヤー名を指定
デバイスID デバイスIDを指定
From Previous 取得する数
タイムスケール 取得する最新データの単位(レコード、ミリ秒、秒、分、時、日、週、月、年から選択)
全てのレコード From PreviousとTimescaleの条件を無効にして全てのレコードを取得
時間を丸める 直近の秒、分、時、日、週、月、年で丸めた時刻からコンポーネントが実行される直前までのデータを取得
時間を丸める データを丸めて取得(下記を参照)タイムスケールがレコードの時は無効
フィルター式 Filterコンポーネントのように式でペイロードを出力させるかを選べるようにします

Slack Post Message

Slack Post Messageアクションコンポーネントは、SlackAPIを使用して、コンポーネントのプロパティにしてされたSlackチャンネルにメッセージをポストすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
チャンネル Slackのチャンネルを指定
テキスト 送りたいメッセージテキストを指定
タイムアウト 送信タイムアウト時間の指定
トークン Slackで設定されたOAuth Access Token

Slack Files Upload

Slack Files Uploadアクションコンポーネントは、SlackAPIを使用して、コンポーネントのプロパティにしてされたSlackチャンネルにメッセージとファイルをポストすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 メッセージと一緒に送信するファイルを指定
タイトル ファイルのタイトルを指定
チャンネル Slackのチャンネルを指定
コメント 送りたいメッセージテキストを指定
タイムアウト 送信タイムアウト時間の指定
トークン SlackのOAuth Access Token

Slack Files Upload2

Slack Files Uploadアクションコンポーネントは、SlackAPIを使用して、コンポーネントのプロパティにしてされたSlackチャンネルにメッセージとファイルをポストすることができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 メッセージと一緒に送信するファイルを指定
タイトル ファイルのタイトルを指定
チャンネル Slackのチャンネルを指定。チャンネルは#channels、@peopleとチャンネルIDを指定可能
コメント 送りたいメッセージテキストを指定
タイムアウト 送信タイムアウト時間の指定
トークン SlackのUser OAuth Token

Sleep

Sleepアクションコンポーネントでは、アクションの2つのステップの間にポーズを挿入できます。入力された数字は、アクションが一時停止する時間(ミリ秒)です。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
待ち時間 ポースする時間をミリ秒で指定

SORACOMDataPost

SORACOM Data Postコンポーネントは、SORACOMのHarvestにデータを送信することができます。

入力と出力のペイロード

入力ペイロード 説明
cv.Payload 送信するデータ。Harvestで利用できる形式はHarvestのドキュメントを参照
出力ペイロード 説明
cv.Payload HTTPレスポンスのContent-Typeヘッダにより適切な形式で格納

プロパティ

プロパティ名 説明
Content-Type HTTPヘッダのContent-Type
タイムスタンプ データの日付
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.Payload レスポンスのbody
cv.StatusCode リクエスト結果
cv.Headers レスポンスのヘッダー
cv.ContentLength レスポンスの長さ

SORACOMFileUpload

SORACOM File Uploadコンポーネントは、SORACOMのHarvestにファイルを送信することができます。

入力と出力のペイロード

入力ペイロード 説明
cv.Payload 入力プロパティがペイロードの場合はデータ。Harvestで利用できる形式はHarvestのドキュメントを参照ください
出力ペイロード 説明
cv.Payload HTTPレスポンスのContent-Typeヘッダにより適切な形式で格納されます

プロパティ

プロパティ名 説明
入力 ペイロードまたはファイル名
ファイル名 入力プロパティがファイル名の場合に送信するファイル名
Content-Type HTTPヘッダのContent-Type
Harvestフォルダ名 Harvest側の保存先フォルダ名。空の場合はrootフォルダで保存されます
Harvestファイル名 Harvest側の保存先ファイル名
タイムアウト HTTPリクエストのレスポンスタイムアウト値

コンポーネント変数

コンポーネント変数 説明
cv.Payload レスポンスのbody
cv.StatusCode リクエスト結果
cv.Headers レスポンスのヘッダー
cv.ContentLength レスポンスの長さ

Harvestフォルダ名で使用できるプレースホルダー

Harvestフォルダ名には以下のプレースホルダーが使用できます:

プレースホルダー 説明
:imsi: IoT SIMのIMSI
:time: ファイルを送信したUNIX時間(ミリ秒)

Sound Effect

効果音を鳴らすことができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
効果音 効果音を指定。”warning1”, “warning2”, “decision3”, “decision4”から選択

Sound Play

指定したmp3ファイルを再生することができます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 ファイル入力の場合のファイル名を指定

Split

Splitコンポーネントは入力ペイロードが文字列なら改行毎に、JSON配列なら要素毎に分割して次のコンポーネントに渡すコンポーネントです。Splitコンポーネントでは分割後の出力データを次にコンポーネントに渡すかどうかのフィルタ機能があります。

条件を式で入力することができます。以下の2つの変数がこのコンポーネントの条件式内で利用できます:

変数名 変数の意味
Value 分割後の出力データ
Index 何番目の出力データかを表す

条件例:

プロパティ

プロパティ名 説明
条件式 条件式を記述(条件は正規表現の記述も可能)
エンコーディング 文字エンコーディングを指定

Statistics

Statisticsコンポーネントは、指定された値で統計(最低値(Min)、最高値(Max)、平均(Mean/Average)、中央値(Median)、標準偏差(StandardDeviation)、合計(Sum)、最頻値(Mode))をコンポーネント変数に付加します。

出力ペイロード・変数

出力ペイロード・変数 説明
cv.Payload 容量=0の場合は、前のコンポーネントの出力ペイロードが配列として出力されます。容量=0以外場合は、前のコンポーネントの出力ペイロードが容量分がまとめられて配列として出力されます
cv.Statistics.Average 平均
cv.Statistics.Count 除外されずに統計に入った値の数
cv.Statistics.Max 最高値
cv.Statistics.Mean 平均
cv.Statistics.Median 中央値
cv.Statistics.Min 最低値
cv.Statistics.Mode 最頻値
cv.Statistics.StandardDeviation 標準偏差
cv.Statistics.Sum 合計

プロパティ

プロパティ名 説明
容量 指定された数までためて統計を出力する
値式 統計を取る値の式

Template

Templateコンポーネントは、指定されたテンプレートから文字列(テキスト)を生成するコンポーネントです。テンプレート構文としてはGoのtext/templateで説明されている構文が利用できます。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload テンプレート文字列で変数部分が変数の値で置換された内容で生成された文字列(テキスト)

プロパティ

プロパティ名 説明
Syntax テキストまたはHTMLを指定
テンプレート 置換される変数を含む文字列

Transform

Transformコンポーネントは Pre MappingとPost Mappingを処理するコンポーネントです。入力と出力のデータを変換する時に使用する専用のコンポーネントです。

出力ペイロード

出力ペイロード 説明
cv.Payload 前のコンポーネントの出力ペイロードをそのまま出力(パススルー)

Twilio SMS

Twilio SMSアクションコンポーネントは、Twilioサービスを使用して、コンポーネントのプロパティに指定されたメッセージを携帯電話のSMSにポストすることができます。

プロパティ

プロパティ名 説明
To 送信先の電話番号。国番号から始めます(日本の場合81) 8108012345678
From 発信元の電話番号。国番号から始めます(アメリカの場合1)。日本の番号ではSMSを送ることはできません  
メッセージ SMSに投稿するメッセージ文字列 “現在の気温は” + cv.Payload + “℃です”
Timeout APIのタイムアウト  
アカウントSID TwilioサービスのアカウントSID  
AuthToken TwilioサービスのAUTHTOKEN  

WhatsAppへのメッセージの送信方法

WhatsApp等へのメッセージ送信の仕様についてはTwilioのProgrammable Messaging APIを参照してください。この機能を利用するには、Twilio Sandbox for WhatsAppを有効にする必要があります。

Write To Excel (365)

WriteToExcel365コンポーネントは、データをExcel形式でMicrosoft365に出力することができます。このコンポーネントを使用するには、Microsoft365 for Businessの契約と事前設定が必要です。

入力ペイロード

入力ペイロード
JSON配列ペイロードの例 [[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]]
JSON Objectのペイロードの例 [{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}]

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 出力するExcelのファイル名を指定
シート名 データを出力するシート名を指定
書込モード 新しいファイル(New File)を作成するか、セルを更新(Overwrite)するか、行を追加(Append)するかを指定
出力ヘッダー データを出力するときにヘッダーも出力するかを選択
出力フィールド順 ステップ出力のカラムのうち、Excelのどの列に出力するかを指定します
スタート列 出力する最初の列を指定します
スタート行 出力する最初の行を指定します
認証方式 先進認証(OAuth2)または基本認証(パスワード)
非公開アプリ 先進認証の場合、クライアントシークレットを使用する場合に指定
クライアントId アプリケーションIDを指定
テナントId ディレクトリ(テナント)IDを指定
インスタンス (変更しません)
ユーザー名 基本認証の場合、Microsoft365 Businessのアカウントを指定
パスワード 基本認証の場合、Microsoft365 Businessのアカウントのパスワードを指定
OAuth2クライアントシークレット 先進認証の場合、AzureからClient Secretを指定
OAuth2リダイレクトURL 先進認証の場合、AzureからRedirect URLを指定
OAuth2スコープ (変更しません)
OAuth2アクセストークン トークンを取得ボタンを押して取得。またトークンを更新ボタンを押して更新することも可能

Write To Excel (Local)

WriteToExcelLocalコンポーネントは、データをExcel形式でxlsxファイルに出力することができます。

入力ペイロード

入力ペイロード
JSON配列ペイロードの例 [[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]]
JSON Objectのペイロードの例 [{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}]

プロパティ

プロパティ名 説明
ファイル名 ファイル出力の場合のファイル名を指定
シート名 データを出力するシート名を指定
書込モード 新しいファイル(New File)を作成するか、セルを更新(Overwrite)するか、行を追加(Append)するかを指定
出力ヘッダー データを出力するときにヘッダも出力するかを選択
出力フィールド順 入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙します
スタート列 出力する最初の列を指定します
スタート行 出力する最初の行を指定します